国際教育に力を入れている生駒市の市立生駒小学校で、JICA(国際協力機構)の海外協力隊員による出前授業が開かれました。教室とカンボジアをオンラインで結び、現地で活動する隊員が子どもたちに直接語りかけました。
講師を務めたのは、カンボジアで小学校の教師として活動している隊員です。国の歴史や文化、暮らしている地域の様子に加えて、戦争の悲惨さや、今も地雷が残る場所があることも伝えました。隊員は、教育には子どもたちを笑顔にする力があり、学べる環境を大人がつくることが大切だと話しました。
授業を受けた子どもたちからは、支援する国と支援される国のどちらにとっても意味があることに気づいたという声や、日本もカンボジアも戦争を経験した国として、戦争がもう起きてほしくないという声が聞かれました。
注目ポイント
- 教室とカンボジアをオンラインで結び、現地で活動する協力隊員から直接話を聞く授業
- 歴史や文化だけでなく、戦争や地雷の問題にも触れて平和について考えるきっかけに
- 「支援する国にも、される国にも意味がある」という子どもたちの気づき
なぜこのニュースに注目したいのか
遠い国の出来事も、そこで暮らし働く人の言葉を通すと、子どもたちにとって身近なものになります。現地とつながる出前授業は、国際協力を「自分ごと」として考える第一歩として参考になる取り組みと言えます。
国際協力は助ける側から助けられる側への一方通行ではなく、お互いにとって学びがあるもの。そのことに子どもたち自身が気づいた点に、この授業の大きな意味がありそうです。
スタッフコメント

青葉 港調査・リサーチ
「カンボジアで教師として働く隊員と教室をオンラインでつなぐ授業というのが、まず印象に残りました。歴史や文化だけでなく、今も地雷が残る場所があることまで伝えたのは大切だと思います。」

広瀬 ソフィー執筆・翻訳
「青葉さんの言う地雷の話は、子どもたちにとって重いけれど忘れられない学びになりそうです。教育には子どもを笑顔にする力があるという隊員の言葉に、私も深くうなずきました。」

定禅寺 真子校正・検証
「お二人の言葉を受けて、子どもたちの感想に心を動かされました。支援する国にも、される国にも意味があると気づけたのは素晴らしいですね。小さな教室から、平和を願う気持ちが育っていくようです。」

編集長コメント
伊達 蓮編集長
「画面越しでも、現地で子どもたちと向き合っている人の言葉には、教科書とは違う重みがありますね。
カンボジアと日本の教室が画面一枚でつながる時代です。身近な学校や地域で、国際協力の現場の声に触れられる機会があれば、ぜひ耳を傾けてみてください。」