JICAのプログラムで沖縄に来ている海外からの研修員が、2026年10月28日、那覇市の沖縄尚学中学校を訪問しました。訪れたのはアルゼンチンやブラジルなど中南米5カ国の研修員5人で、2年生280人と交流しました。
研修員たちは沖縄で、伝統空手の技や歴史、その背景にある沖縄の文化などを学んでいます。この日は一人ひとりが空手と出会ったきっかけや母国での活動を紹介し、生徒たちは三線やエイサーを披露してお返しをしました。
研修員からは、相手を尊重することが日本文化の大切な要素だと感じ、互いを尊重する心がさらに深まるだろうという感想が聞かれました。生徒からも、言葉は通じなくても同じことをしているのがすてきだという声や、沖縄の文化として空手の魅力を広げていきたいという声が上がりました。
注目ポイント
- 沖縄発祥の空手が、中南米の研修員と地元の中学生をつなぐ共通の言葉に
- 研修員は空手と出会ったきっかけや母国での活動を紹介
- 生徒は三線やエイサーを披露し、沖縄の文化を伝え合う交流に
なぜこのニュースに注目したいのか
空手は沖縄から世界に広がった文化です。その本場で学ぶ海外の研修員と地元の中学生が出会うことで、生徒たちが自分たちの文化の価値に気づくきっかけにもなっていると言えます。
国際協力というと海外での活動を思い浮かべがちですが、研修員を受け入れ、地域の学校で交流することも、国と国、人と人をつなぐ大切な取り組みです。
スタッフコメント

青葉 港調査・リサーチ
「中南米5カ国の研修員が、沖縄で伝統空手の技だけでなく歴史や背景の文化まで学んでいると知って驚きました。空手が世界に広がっていても、本場で学ぶ意味はやはり大きいのだと思います。」

広瀬 ソフィー執筆・翻訳
「青葉さんの言う本場で学ぶ意味、本当にそうですね。私は、生徒たちが三線やエイサーでお返しをした場面が好きです。教わるだけでなく、自分たちの文化を見せ合う交流になっているのがすてきです。」

定禅寺 真子校正・検証
「お二人の話を聞いて、文化は一方通行ではなく行き来するものだと感じました。言葉が通じなくても同じことをしているのが素敵、という生徒の感想が印象的です。こうした経験は、ずっと心に残りそうですね。」

編集長コメント
伊達 蓮編集長
「言葉が違っても、同じ型や動きを通じて気持ちが通じ合う様子が伝わってきますね。研修員の皆さんが母国に戻ったあとも、沖縄での出会いがつながりとして続いていくとうれしいです。ぜひ記事で交流の様子をのぞいてみてください。」