外務省によると、生稲晃子外務大臣政務官は10月27日、笹川平和財団が開いたセミナー「未来は、ともに変えられる。–子どもたちのウェルビーイングの促進から始まる日バ共創の新時代–」に出席し、挨拶を行いました。セミナーには、実務訪問賓客としてタレク・ラーマン首相と共に日本を訪れたズバイダ・ラーマン令夫人が招かれました。
生稲政務官は挨拶の中で、日本とバングラデシュが保健・医療の分野で、長い歴史の中で育ててきた信頼関係をもとに、共通の課題に一緒に取り組んできたことを紹介しました。
さらに、これからの「共創」を担うのは両国の子どもたちであり、その子どもたちが自分の力で未来を切り拓いていける社会をつくることが大切だと述べ、両国関係のさらなる発展を願いました。外務省のページでは、政務官のスピーチ全文(PDF)も公開されています。
注目ポイント
- 子どもたちのウェルビーイング(心身ともに満たされた状態)をテーマに、日本とバングラデシュの「共創」を考えるセミナー
- 保健・医療の分野で長く積み重ねてきた両国の信頼関係に言及
- 次の世代を担う子どもたちが未来を切り拓ける社会づくりの大切さを強調
なぜこのニュースに注目したいのか
国と国との関係というと経済や外交の話になりがちですが、このセミナーは「子どもたちのウェルビーイング」を出発点に据えています。保健・医療の分野で続いてきた協力の歩みが、次の世代の暮らしにつながっていくことを感じさせる内容です。
政府だけでなく民間の財団が場をつくり、両国の人々が同じテーマを考える機会になっている点も、市民に開かれた国際協力のかたちとして参考になります。
スタッフコメント

青葉 港調査・リサーチ
「セミナーの題名に子どもたちのウェルビーイングという言葉が入っていて、外交の場らしくない柔らかさを感じました。保健・医療で長く協力してきた歩みが、次の世代につながっていくのが気になります。」

広瀬 ソフィー執筆・翻訳
「青葉さんの言う柔らかさ、私も同じように受け取りました。共創という言葉には、どちらかが一方的に支えるのではない対等さがありますね。子どもたちが主役になる協力のかたちに期待したいです。」

定禅寺 真子校正・検証
「お二人のお話にうなずきながら読みました。子どもが自分で未来を切り拓ける社会という言葉は、国を問わず大切な願いだと思います。遠いバングラデシュの子どもたちを、少し身近に感じました。」

編集長コメント
伊達 蓮編集長
「「未来は、ともに変えられる。」というセミナーの言葉に、明るい響きを感じました。支援する側・される側ではなく、一緒に未来をつくる相手として向き合う姿勢が伝わってきます。
外務省のページで公開されているスピーチも読みながら、バングラデシュの子どもたちの未来に思いを寄せてみませんか。」