第48回メコン談話室：ラオス・ヴィエンチャンのボートレース祭における「伝統」論争
日時：2009年2月13日（金）18:30?20：30
話し手：橋本彩（早稲田大学大学院人間科学研究科・博士後期課程）
ラオスでは、年中行事の１つとして雨季明けを告げるオークパンサー祭りと同時期にボートレース祭を開催しています。ラオスにおけるボートレース祭は２００年以上続く伝統行事といわれていますが、１９９７年頃より首都ヴィエンチャンの祭りにおいて参加する舟の形状に変化が現れ始め、多くのラオス人たちが伝統消失に対する危機感を抱くようになっています。
今回のメコン談話室では、ボートレース祭の儀礼的な意味ならびに季節や自然環境との結びつきに触れながら、現在問題となっている舟の形状とはどのようなもので、ラオスの人たちが守ろうとしている「伝統」とは何なのかについてお話したいと思います。
【場所】メコン・ウォッチ事務所（JR御徒町駅と上野駅よりそれぞれ徒歩5分）
台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F（1Fがローソン）
http://www.mekongwatch.org/images/map.png
※会場の場所が少々わかりにくくなっております。地図をよくご確認の上お越しください。
参加費：500円（メコン・ウォッチ会員の方は無料）
参加申込：資料の用意などがありますので、事前にご連絡下さい。お申込みの際には、お名前、ご所属、緊急連絡先をお伝えください。定員25名（先着順）。定員を超えた場合には、こちらからお断りの連絡をさせていただきます。
申し込み・問い合わせ：（特活）メコン・ウォッチ（担当：木村、木口）
Tel: 03-3832-5034 Fax: 03-3832-5039
Eメール: event@mekongwatch.org
Website: http://www.mekongwatch.org
■メコン談話室とは
メコン・ウォッチでは、1?2か月に1度の割合で、メコン河流域国の開発、環境、援助などについて学びあう「メコン談話室」を開催しています。談話室ではメコン・ウォッチスタッフによる報告だけでなく、メコン河流域で活動・研究をされているゲストもお招きしお話を伺っています。初めていらっしゃる方や学生さんにもわかりやすく、自由に語り合える内容です。また、メコン・ウォッチの活動に関心がある方の参加も歓迎しています。
