●授業で開発教育を活かす「授業づくりサークル」
●回転寿司の授業?おいしいマグロのひみつ
小・中学校の教員が中心となり立ち上がった「授業づくりサークル」。
ねらいは、学校の授業のなかで、開発教育や参加型学習をすすめる方法を考え、経験交流を図ることです。新学習指導要領では知識を授業の中で、どう活用・深化させていくのかが改訂のポイントのひとつとなっています。本サークルではその部分にも焦点をあて、交流・研究を進めたいと思います。
参加型の授業方法（対話を生み出し、相互の学びあいを促進する授業方法）を駆使しながら、国内外の様々なテーマを、身近なところを切り口にして、子どもたち自身が学び合い、表現する授業づくりを、みなさんと一緒に考えたいと思います。本サークルでは9月から4回、メンバーが既に実践したワークショップを行います。
子どもたちの反応も交えながら授業のすすめ方について話し合います。今回は特に、「開発教育の実施は難しい」と言われる小学校?中学校向けの「授業づくり」を考えます。 1回からどなたでもご参加いただけます。みなさまのご参加をお待ちしています！
●第1回目「回転寿司の授業?おいしいマグロのひみつ」
近年なぜ回転寿司のお店では脂ののったマグロのトロが安く食べられるのか。こんな疑問から出発し作った授業です。築地市場
のマグロ業者、仲卸し、地球環境に取り組むNGO、回転寿司の店長さんを取材し教材化しました。「回転寿司のもうけのからく
り」「漁業資源をとりつくさないために」「マグロのトロはつくられる」などがテーマです。
・日 時：2008年9月26日（金）19：00?21：00
・会 場：富坂キリスト教センター2号館（東京都文京区小石川2-17-41）
http://www.dear.or.jp/map.html
・参加費：会員500円 一般1000円
・対象者：教員・学校関係者、NGOなどテーマに関心のある方
・定 員：20名（先着順・要事前申込）
・講 師：本山明（中学校教員）
●以降の予定
・第2回：11月 8日（土）「地図からはじめる開発教育」
・第3回： 1月16日（金）「世界につながる私たちのくらし?パーム油」
・第4回： 3月20日（祝）「気持ちを認めるコミュニケーション」
●プログラム詳細
http://www.dear.or.jp/news.html#080926
●主催・お問い合わせ
特定非営利活動法人 開発教育協会/DEAR
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41富坂キリスト教センター2号館3階
Tel: 03-5844-3630 Fax: 03-3818-5940（平日10:00?18:00）
E-mail：main@dear.or.jp URL：http://www.dear.or.jp
●開発教育とは
南北格差・貧困・環境・紛争など、地球上で起こっている様々な問題は、私たちの生活と無関係ではありません。開発教育とは
、「知り、考え、行動する」という視点で、身近なところからその解決に取り組んでいくための教育活動です。
DEARは開発教育を推進するために、1982年から活動しているNGOです。
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