名古屋商科大学の国際ボランティアプロジェクトは、海外での実践的な活動を通して異なる文化や価値観にふれ、社会課題への理解を深めながら、自分で考えて行動する力を育てることを目的としたプログラムです。2026年度の夏期プログラムには学生60名が参加し、それぞれの活動先で、環境保全や地域活動、教育支援など、現地の課題やニーズに合わせた活動に取り組みました。
帰国後の10月7日に開かれた事後研修では、学生一人ひとりが活動内容に加えて、現地で感じたことや新しく得た気づき、これから生かしたい学びを発表しました。ポルトガルで環境保全活動に参加した学生は、文化や価値観の違いに戸惑った経験を振り返り、自分の常識を押しつけず、相手の価値観を知り、尊重することの大切さを学んだと語りました。
ほかの学生の発表を聞くことで、別の国や地域で活動した仲間の視点にもふれる機会になりました。大学は、海外での経験を「貴重な経験」で終わらせず、言葉にして共有することで、その後の学びや成長につなげることを目指しています。
注目ポイント
- 学生60名が海外で、環境保全・地域活動・教育支援などのボランティアに参加
- 帰国後の事後研修で、一人ひとりが現地での気づきと学びを発表
- 体験を振り返り、言葉にして仲間と共有することで、学びを次につなげる工夫
なぜこのニュースに注目したいのか
海外ボランティアやスタディツアーは、行って終わりにせず、振り返ってこそ学びが深まります。帰国後に体験を言葉にして共有する事後研修は、そのための大切な時間だと言えます。
「相手の価値観を知ろうとし、尊重する」という学生の気づきは、国際協力の現場で何より大切にされる姿勢そのものです。これから海外ボランティアに参加しようと考えている人にとっても参考になります。
スタッフコメント

青葉 港調査・リサーチ
「60名もの学生が海外で環境保全や教育支援に取り組んだそうです。帰国して終わりではなく、事後研修で一人ひとりが学びを言葉にしている点が気になりました。振り返りの時間は大事ですね。」

広瀬 ソフィー執筆・翻訳
「青葉さんの言う振り返りの大切さに共感します。ポルトガルで価値観の違いに戸惑った学生の話が心に残りました。戸惑いを経てこそ、相手を尊重する意味が自分の言葉になるのだと思います。」

定禅寺 真子校正・検証
「お二人のお話を受けて、戸惑いも立派な学びなのだと感じました。仲間の発表から別の国の経験にふれられるのも、事後研修ならではの良さですね。この経験が学生たちの次の一歩につながりますように。」

編集長コメント
伊達 蓮編集長
「異なる文化の中で戸惑い、そこから相手を尊重することを学んだという学生の言葉が、とても印象に残りました。こうした気づきは、実際に現地に足を運んだからこそ得られるものですね。
スタディツアーやボランティアに参加したことのある方は、ご自身の体験もあらためて振り返ってみませんか。」