早稲田大学 Global Citizenship Center(GCC)が、「地域連携スタディツアー2026年度春編」の参加者を募集しています。このツアーは、大学と地方自治体が一緒に企画する実践型の学びのプログラムで、学生が現地の文化や産業、自然環境にじかにふれ、地域の課題と魅力を深く理解することをねらいとしています。
今回の行き先は5つの市町村です。岩手県田野畑村では冬の滞在プランの提案、宮城県気仙沼市では大島の「亀山テラス360°」を中心にした冬の観光客の呼び込み、福島県大熊町では多様な人々がつくる復興のまちのコミュニティとこれからの地域のあり方、新潟県糸魚川市では校歌の父・相馬御風や映画のロケ地を生かしたSNS・動画での魅力発信、茨城県八千代町では食と農から考える町の未来が、それぞれのテーマです。
ツアーでは、自治体や地域の住民、企業などとの交流を通じてテーマを考察します。地域の現実の課題に向き合い、解決策を探る経験を通じて「学び方を学ぶ」ことができるとされています。全学副専攻「地域連携・地域貢献」の実践領域の対象科目(1単位相当)にもなっています。応募は、各地域の募集要項を確認したうえで、公式ページの応募フォームから行います。
注目ポイント
- 岩手・宮城・福島・新潟・茨城の5市町村から、関心のあるテーマを選べる
- 観光、復興のまちづくり、情報発信、食と農など、地域ごとに異なる課題に取り組む
- 全学副専攻「地域連携・地域貢献」の実践領域の対象科目(1単位相当)
このスタディツアーをおすすめしたい理由
スタディツアーというと海外を思い浮かべがちですが、国内の地域にも、人口や観光、震災からの復興など、現場でしか分からない課題があります。自治体と大学が一緒にテーマを設定しているため、地域の人々の声を聞きながら、実際の課題に近いところで考えられるのが特徴です。
提案やプロモーション戦略づくりなど、学生の視点や感性を生かす課題が多いことも魅力です。地域の現場で考えた経験は、国内外の地域づくりや国際協力に関心のある人にとっても、課題の見つけ方や向き合い方を学ぶよい機会になると言えます。
スタッフコメント

青葉 港調査・リサーチ
「5つの市町村のテーマが、冬の滞在プランから復興のまちづくり、食と農まで本当にさまざまで驚きました。自治体と大学が一緒に課題を決めているので、地域が今まさに困っていることに近づけそうです。」

広瀬 ソフィー執筆・翻訳
「青葉さんの言う地域の困りごとに近づける点、私も魅力だと思います。糸魚川市のSNSや動画で魅力を伝える課題は、外から来た学生の感性がそのまま生きそうで、どんな発信が生まれるのか楽しみです。」

定禅寺 真子校正・検証
「お二人の話を聞いて、学生が地域の人と同じ目線で考える時間の大切さを感じました。大熊町のように復興の途中にあるまちで、これからの暮らし方を一緒に考える経験は、きっと心に長く残ると思います。」

編集長コメント
伊達 蓮編集長
「冬の田野畑村の滞在プランから、大熊町の復興のまちづくり、八千代町の食と農まで、5つの地域それぞれに個性的なテーマが並んでいて、どれを選ぶか迷ってしまいそうです。
地域の人と話しながら課題を考える経験は、きっと将来の財産になります。早稲田大学の学生のみなさん、締切の11月15日までに募集要項をチェックしてみませんか。」