ムーミンバレーパークとメッツァビレッジで、11月7日(土)・8日(日)に難民支援のチャリティーイベント「メッツァ・難民支援ウィークエンド2026」が開かれます。特定非営利活動法人 国連UNHCR協会が協力し、昨年に続いて2回目の開催です。メッツァは、この取り組みを通して難民の人たちに寄り添い、自分のこととして考えるきっかけにしたいとしています。
ムーミンバレーパークでは、期間中の1デーパス料金の一部が国連UNHCR協会を通じて難民支援に寄付されます。入園した人(チケットを持つ4歳以上、数量限定)にはキャンペーンアートの缶バッジが配られ、売上の一部が寄付されるオリジナルのチャリティーTシャツも数量限定で販売されます。キャンペーンの名前「It's all right now, my dear.」は、小説『ムーミン谷の仲間たち』に出てくるムーミンママのせりふから取られました。難民の子どもたちが大切にされていると感じながら子ども時代を過ごせるように、という願いが込められています。
メッツァビレッジのメッツァアウキオでは、難民キャンプで使われている5人家族用の「自立式家族用テント」を展示します。安全やプライバシー、家財を守るために、換気や防火、悪天候への強さなどを研究・試験して開発されたテントで、中に入って食器やソーラーランタンも見ることができます。応援メッセージを書けるコーナーもあります。隣では、UNHCRの活動紹介と募金のブースが開かれ、毎月定額で続ける寄付プログラム「国連難民サポーター」の案内と申し込みも受け付けます(雨天時は展示が中止になる場合があります)。
注目ポイント
- 期間中の1デーパス料金の一部が、国連UNHCR協会を通じて難民支援に寄付される
- 難民キャンプで使われている家族用テントの中に入り、避難生活の一端にふれられる
- ムーミンママのせりふ「It's all right now, my dear.」に、難民の子どもたちへの思いを重ねたキャンペーン
このイベントをおすすめしたい理由
紛争や迫害で故郷を追われた人たちの避難生活は、十数年に及ぶこともあります。遠い話に感じがちな難民の暮らしを、実物のテントや道具を通して身近に感じられる場は貴重と言えます。
家族で楽しむ休日のお出かけが、そのまま支援につながるのもこの企画の良いところです。子どもと一緒に難民について話してみるきっかけとしても参考になります。
スタッフコメント

青葉 港調査・リサーチ
「入園料の一部が寄付になるだけでなく、難民キャンプで実際に使われている家族用テントの中に入れるのが印象に残りました。食器やソーラーランタンまで見られるので、避難生活の様子を具体的に想像できそうです。」

広瀬 ソフィー執筆・翻訳
「青葉さんの言うテントの中に入れる体験に、私も心ひかれます。そこにムーミンママの「大切なあなた」という言葉が重なることで、支援が誰か一人を思う気持ちから始まるのだと、子どもにも伝わりやすくなる気がします。」

定禅寺 真子校正・検証
「お二人の話を聞いて、楽しい休日と難民の暮らしが一つの場所で出会う意味を考えました。避難生活が十数年に及ぶこともあると知ると、続けて関わる支援の大切さが心に残ります。家族の会話のきっかけになるといいですね。」
このイベントが気になった方へ

編集長コメント
伊達 蓮編集長
「「大切なあなた」というムーミンママの言葉を、難民の子どもたちに向けたメッセージにする――やさしい発想にとても心が温まりました。テントの中に入ってみると、そこで暮らす家族の毎日を少し想像できるかもしれません。11月の週末、ご家族でムーミンの世界と難民支援にふれてみませんか。」