イランの障害者を支援するミントの会は、イランの障害者に福祉機器を届け、リハビリを行って自立した生活を送れるよう支援する団体です。あわせて、日本に住む人々とイランの障害者やその家族との国際交流を図り、日本とイランの文化や生活をお互いに理解することを目的としています。
現地では、2022年12月にキャラジ市で開所したミントリハビリセンターが活動の中心です。会報によると、登録者数は2024年7月に62名、2025年8月に73名へと増え、日本のODA支援を受けて設備が充実し、アルボルズ州福祉省の承認を得てリハビリクリニックを開設しました。2026年8月の会報では、利用者を増やすため午後も活動しており、理学療法士2名、事務員1名、スタッフ2名、運転手1名の体制で週6日運営していると伝えています。
日本国内では、地域や他の団体と連携し、「はだの多文化ひろば」(横浜NGOネットワークなどと共催)や、在日外国人・障害者と市民が料理やユニバーサルスポーツを楽しむ交流の場づくりを進めています。ミントの会は2025年に15周年を迎えました。
注目ポイント
- イラン・キャラジ市でミントリハビリセンターを運営し、利用者が増加
- 福祉機器の提供とリハビリで、障害のある人の自立を支援
- 日本国内でも多文化共生の交流イベントや動画発信を実施
この団体の活動が注目される理由
障害のある人、家族、地域、行政が一体となる拠点を現地につくってきた点が特徴です。停電や物価高など厳しい状況があるなかでも、スタッフの増員や施設整備を進めています。
海外での支援と並行して、日本国内で障害者団体や在日外国人との交流を重ねていることも注目点です。国内外の両方から国際理解を広げる取り組みとして参考になります。

編集長のコメント
イランの障害者支援というと珍しく感じるかもしれませんが、リハビリを通じて暮らしを支える丁寧な活動だと感じました。
会報や活動報告、入会案内は公式サイトで紹介されています。気になった方は、ぜひのぞいてみてください。