フェアトレード北海道は、フェアトレードを通じて、貧困格差や差別偏見のない平和で公正な社会をつくることを目指す市民団体です。フェアトレードの原則を海外の生産者だけでなく、国内の小規模農家や福祉作業所との取引にも当てはめ、地域でも人と人との公正な関係が育つまちづくりを掲げています。北海道の地元商品とフェアトレード商品を組み合わせる「フェアトレード+地産地消」も目標のひとつです。
原点は2003年に開かれた「さっぽろフェアトレードフェスタ」です。2007年からは大通公園での野外開催となり、毎年約1万人が訪れるイベントに育ちました。2008年に「札幌もフェアトレードタウンを目指そう」という動きが始まり、2009年10月に団体が発足し、2019年には札幌市がフェアトレードタウンに認定されました。
そのほか、フリーペーパー「ザ・フェアビジョン」の発刊、北海道産原料とフェアトレードのカカオ豆を使ったチョコレートのワークショップ、映画の上映会などを行ってきました。公式サイトの最新のお知らせは、2026年6月20・21日に開かれた「フェアトレードフェスタinさっぽろ2026」に関する内容です。
注目ポイント
- 毎年約1万人が訪れる「フェアトレードフェスタinさっぽろ」を開催
- 国内の小規模農家や福祉作業所との取引にも公正さを広げる考え方
- 2019年に札幌市がフェアトレードタウンに認定
この団体の活動が注目される理由
フェアトレードを海外の話にとどめず、身近な地域の取引や暮らしの問題としてとらえているところが特徴です。地産地消との組み合わせなど、地域に根ざした工夫が参考になります。
フェスタにはショップや学生団体のほか、さまざまな市民団体が出展するとされ、国際協力に初めて触れる人にも入りやすい場になっています。

編集長のコメント
買い物が世界とつながっていることを、楽しいイベントを通じて伝えている団体だと感じました。身近なところから始められるのも魅力です。
フェスタの様子やフェアトレードの基礎知識は公式サイトで紹介されています。ぜひのぞいてみてください。