緑の地球ネットワーク(GEN)は、国境を越えた草の根の環境協力に取り組む認定NPO法人です。中国の山西省大同市と河北省蔚県で、あわせて35年にわたり緑化協力を続け、「黄色い大地に緑の絵」を描いてきました。地元の努力もあり、新しく植える場所が見つからないほど緑が回復したといいます。
現在は「木を植える」段階から、木々が森として育つのを見守る新たな段階へ移っています。国内では、専門家を招く月1回ほどのオンライン勉強会「GENなんでも勉強会」、植物観察やバードウォッチングなどの「GEN自然と親しむ会」、テーマを深く学ぶ「緑の地球カレッジ(GEC)」などを通じて、だれもが自然や環境を学べる機会を設けています。
このほか、大学生や20〜30代の若い世代を受け入れるインターンシップ、隔月刊の会報『緑の地球』の発行、中国での活動の成果を科学的に振り返る「GENリサーチ」にも取り組んでいます。公式サイトでは、2026年10月にもエッセイやイベント案内が更新されています。
注目ポイント
- 中国の大同市と蔚県で、あわせて35年にわたり緑化協力を継続
- オンライン勉強会や自然観察会など、会員でなくても参加しやすい学びの場
- 学生・若手のインターンを受け入れ、企業や研究者、市民をつなぐプラットフォームをめざす
この団体の活動が注目される理由
植林を終えた後も、緑がどう変化したかを専門家と分析し、その知見を世界の乾燥地緑化に役立てようとしている点が参考になります。試行錯誤の経験を共有財産にしていく姿勢が感じられます。
遠い国の緑化支援だけでなく、身近な雑草や地域の自然に目を向ける機会も用意されています。環境問題を自分ごととして考える入口が多いと言えます。

編集長のコメント
35年続いた活動が「ともに学ぶ」場へと広がっていく流れに、国際協力の新しいかたちを感じました。
開催予定のイベントや参加方法は公式サイトで紹介されています。ぜひ気軽にのぞいてみてください。