バングラデシュ南東部のチッタゴン丘陵地帯では、1997年12月2日、約20年続いた武力紛争を終わらせる和平協定が結ばれました。協定はこの12月で29年を迎え、30年目に入ります。
この節目に合わせ、この地域で活動するNGOのジュマ・ネットが、オンラインの報告会を開きます。話し手は、10月31日に刊行された『バングラデシュを知るための61章』の執筆者の一人でもある同団体の事務局長です。29周年を迎えた現地の様子を見届けた直後に、バングラデシュから生配信で伝えます。
報告会では、チッタゴン丘陵地帯がどのような土地なのか、なぜ対立が生まれ、協定によって何が変わったのかを改めて整理します。そのうえで、総選挙のあとの変化や、平和のために何が鍵になるのかなど、現地のいまを紹介する予定です。初めてこの地域のことを知る人も、以前から関心を持ってきた人も参加できます。
注目ポイント
- 和平協定29年と書籍の刊行という、二つの節目に合わせた報告会
- 現地で節目を見届けた事務局長が、バングラデシュから生配信で話す
- 参加は無料。活動を応援したい人向けの応援チケット(1,000円)もある
このイベントをおすすめしたい理由
チッタゴン丘陵地帯は、日本ではまだあまり知られていない地域です。協定の成り立ちから現在の様子までを一度に整理して聞ける機会は貴重で、初めての人にも入りやすい内容と言えます。
現地を訪れたばかりの人の言葉で、平和が続くために何が大切なのかを考えられるのも、生配信ならではの魅力です。
スタッフコメント

青葉 港調査・リサーチ
「約20年続いた武力紛争を終わらせた和平協定から、もう29年になるのですね。協定が何を変えたのかを、現地を見たばかりの人から直接聞けるのはとても貴重で、私もぜひ参加してみたいです。」

広瀬 ソフィー執筆・翻訳
「青葉さんの言う、現地を見たばかりの人から聞ける点に私も引かれます。新しく出た本の執筆者でもあるので、本で背景を知ってから配信を聞くと、遠い丘陵地帯の話がより立体的に届きそうですね。」

定禅寺 真子校正・検証
「お二人の話を聞いて、平和は協定を結んだ日で終わりではなく、その後の長い歩みなのだと改めて感じました。30年目に入る節目に、地域の今を伝え続ける人がいること自体が、平和を支える力の一つだと思います。」
このイベントが気になった方へ

編集長コメント
伊達 蓮編集長
「和平協定から29年。ひとつの地域の平和を、長い時間をかけて見守り続けるNGOの姿勢に心を動かされました。現地からの生の声を聞けるのは、オンラインならではのうれしい機会ですね。12月4日の夜、ぜひ画面越しにチッタゴン丘陵地帯の「いま」に触れてみませんか。」