ひろしまハウスは、プノンペンのウナローム寺院に、ひろしまとカンボジアの平和と友好を願って建てられた施設です。運営するカンボジアひろしまハウス協会は、1994年の広島アジア競技大会を機に始まった市民交流を受け継ぎ、2009年にNPO法人として設立されました。2020年7月に現在の名称へ変更しています。
現在は、様々な事情で学校に通いにくい子どもたちに、クメール語や算数のほか、英語・日本語、理科、美術、体育などを無償で教えています。児童は50〜60名で、カンボジア人の教師や料理人が支えています。昼には栄養バランスにも配慮した給食を無償で提供し、食事の作法や片付けも学びの時間と位置づけています。
日本からの旅行者や大学・高校の研修旅行の受け入れ、オンラインでの国際交流、生徒によるサッカーチームの活動など、交流を通じて子どもたちの視野を広げる取り組みも盛んです。運営は寄付と会員の会費で支えられ、ボランティアやインターンも募集されています。
注目ポイント
- 貧困家庭の子どもたちに、教育と給食を無償で提供
- 公立学校では学びにくい語学(英語・日本語)や礼儀・マナーなども幅広く指導
- 日本の学生との交流やサッカーなど、体験を通じて子どもたちの可能性を広げる
この団体の活動が注目される理由
広島の市民が1990年代から積み重ねてきた交流が、現地の子どもたちの学びの場として形になっている点が特徴です。歩みの年表や収支報告も公開されています。
日本語や英語を学んで将来の仕事につなげたい、という子どもたち自身の希望に応える取り組みで、学生や市民が参加できる機会もあります。

編集長のコメント
平和への願いを込めて建てられた場所が、今は子どもたちの学びと笑顔の場になっていることに心を動かされました。
活動の様子はブログやSNSでも発信されています。ぜひ公式サイトをのぞいてみてください。