国連開発計画(UNDP)は10月8日、ミャンマーの人口の68%にあたる3700万人以上が、「多次元的貧困」の状態にあるか、貧困に陥る危険に直面しているとする報告書を公表しました。長引く内戦や経済の混乱、自然災害が重なったことが背景とされています。
多次元的貧困は、お金の面だけでなく、健康・教育・生活水準を総合的に指標化して評価するものです。報告によると、貧困状態にある人は約1790万人(人口の3分の1)、貧困に陥る危険がある人は約1950万人にのぼります。
貧困層は、人口の多い中部エヤワディ地域や北部ザガイン地域、第2の都市マンダレーなどに多く、内戦が続く西部ラカイン州、中部カヤー州、北西部チン州などでは貧困指数が高かったと伝えられています。
注目ポイント
- 人口の68%(3700万人以上)が多次元的貧困または貧困の危険
- 貧困は収入だけでなく、健康・教育・生活水準で測られる
- 内戦・経済の混乱・自然災害が重なっている
なぜこのニュースに注目したいのか
貧困を収入だけでなく、健康や教育、暮らしの状況からとらえる視点は、国際協力の現場でも重視されています。
数字を知ることは、ミャンマーの人びとの暮らしに目を向ける第一歩になります。

編集長のコメント
ニュースの数字の向こうには、一人ひとりの暮らしがあります。
詳しくは配信元の記事でご確認いただき、ミャンマーで活動する団体の取り組みにも目を向けてみませんか。