国連広報センターは、10月1日の国際高齢者デーに合わせたグテーレス事務総長のメッセージの日本語訳を公開しました。
メッセージによると、60歳以上の人口は現在の12億人から2050年までに21億人に増え、世界人口の20%を占めると見込まれています。事務総長はこれを現代の大きな成果としつつ、経済や社会のあり方を変えるリスクと機会の両方をもたらすと述べています。
加齢によって生活への不安や社会からの孤立、差別に直面する人が少なくない一方、雇用・年金・住宅・医療・生涯学習などの適切な政策があれば、年齢にかかわらず社会に参加し続けられるとしています。高齢者は家族や地域、経済を支える存在であり、世代間の連帯を呼びかけています。
注目ポイント
- 60歳以上の人口は2050年までに21億人、世界人口の20%に
- 雇用・年金・住宅・医療・生涯学習など、政策の組み合わせが鍵
- 高齢者を支えられる側だけでなく、担い手として捉える視点
なぜこのニュースに注目したいのか
高齢化は日本だけの課題ではなく、世界のほぼすべての国で進んでいます。国際協力の現場でも、年齢にかかわらず誰もが尊厳をもって暮らせる社会づくりは大切なテーマです。
高齢者を「支援の対象」としてだけでなく、地域や家族を支えるリーダーとして位置づけるメッセージは、私たちの身近な暮らしを考えるヒントにもなります。

編集長のコメント
長生きが「安心」と結びつく社会は、どの世代にとっても心強いものです。
身近なお年寄りとの関わりを、この機会に少し振り返ってみませんか。