COM-PJ(コンプロジェクト)は、社会課題の解決を目指す、おおむね30歳以下で創業2年未満の起業家や起業準備中の人を対象にした育成プログラムです。2020年に始まり、今年で7期目。3か月の間に、毎週の1on1による進捗フォロー、先輩起業家や支援事業者による講義、経営者などのゲストメンターからのフィードバックを受けながら、試作品づくりやヒアリングで事業のアイデアを確かめていきます。
これまでの卒業生は80名以上にのぼり、各地のコンテストでの受賞や大企業との協働など、プログラム後も活躍を続けています。今年は、卒業生のさらなる成長を後押しする「アルムナイ枠」も新たに設けられました。
最終ピッチの前半は審査員からの実践的なフィードバックと審査で「審査員賞」を、後半は会場のリアルタイム投票で「オーディエンス賞」を決めます。発表テーマは、途上国のアパレル生産現場の人権問題、外国人を地域や企業の防災を担う人材に育てる防災教育、NPOの資金集めを支える伴走支援、産前産後ケアや介護、子育て・家族の悩み相談、髪がない子どもと家族の居場所づくりなど、幅広い分野にわたります。
注目ポイント
- 社会課題の解決とビジネスの両立を目指す、起業前・シード期の若手起業家14名が登壇
- 途上国の人権、外国人の防災教育、NPOの資金集め、子育てや介護など、暮らしに身近な課題から国際的なテーマまで並ぶ
- 前半は審査員賞、後半は会場の投票によるオーディエンス賞と、聞き手も参加できる構成
このイベントをおすすめしたい理由
社会課題に向き合う若い起業家たちが、3か月かけて磨いた事業をどう語るのかを直接聞ける機会です。テーマの幅広さから、いま若い世代がどんな課題に目を向けているのかが見えてきます。
「支援される側」とされがちな人々を担い手として捉え直す提案や、NPOを支える事業など、国際協力や市民活動に関わる人にとってもヒントになる発表が含まれていると言えます。
スタッフコメント

青葉 港調査・リサーチ
「若手起業家14名の発表テーマが、途上国の人権問題から子育てや介護まで幅広いことに驚きました。会場の投票でオーディエンス賞が決まる仕組みも、聞き手として参加しやすそうです。」

広瀬 ソフィー執筆・翻訳
「青葉さんの言うテーマの幅広さに、私も同じ思いです。外国人を支援される側ではなく、防災の担い手として捉え直す発想に特に引かれました。見方を変えると、見える景色も変わりますね。」

定禅寺 真子校正・検証
「お二人の感想を聞いて、若い世代のまなざしの確かさを感じました。身近な困りごとを事業で解決しようとする挑戦は、地域の未来にとって心強いものです。14の挑戦がそれぞれ花開くよう願っています。」
このイベントが気になった方へ

編集長コメント
伊達 蓮編集長
「社会起業家の皆さんの挑戦は、課題の当事者や現場の声から生まれることが多いですね。一つひとつの発表に、それぞれの原点が込められていそうです。
会場の投票で決まるオーディエンス賞もあります。京都で若い挑戦を応援してみたい方は、ぜひ詳細をチェックしてみてください。」