「飛んでけ!車いす」の会は、日本で使われなくなった車いすを集めて修理し、海外へ行く旅行者の手荷物として、発展途上国の障がいのある人や子どもたちへ届けている団体です。1998年にボランティアグループとして始まり、2000年に法人格を取得しました。
「手から手へ、誰でもできる国際貢献」を合言葉に、障がいや国境の垣根を越えて、誰もがその人らしく生きる社会をめざしています。サイトによると、これまでに飛んだ車いすは3537台、届け先は84カ国(2026年8月15日現在)です。
活動は車いすを届けることにとどまりません。毎月第2・第4土曜日には、整備ボランティアが技術を教える「車いすの学校」を開いているほか、車いすの貸出事業、講師派遣、会報やメールマガジンでの発信、ハロウィンパーティーなどのイベントも行っています。
注目ポイント
- 旅行者の手荷物で、車いすを「手から手へ」直接届ける独自の仕組み
- 誰でも参加できる「車いすの学校」で、整備ボランティアを育成
- 届いた車いすの様子を、国ごとの報告として継続的に公開
この団体の活動が注目される理由
旅行や出張で海外へ行く人が、車いすを運ぶ一員になれるというしくみがユニークです。特別な資格がなくても、国際協力に関わるきっかけをつくっています。
車いすの収集から整備、運搬、届けた先の報告までを、ボランティアと会員の力でつないでいる点も特徴です。サイトによると、会員は正会員113名、賛助会員211名(2024年5月現在)です。

編集長のコメント
使われなくなった車いすが、旅行者の荷物に乗って世界の誰かのもとへ届くというお話に、わくわくしました。
車いすの学校の日程やボランティアの参加方法は公式サイトで紹介されています。ぜひ一度のぞいてみてください。