【10/23・マニラ】アジアGXコンソーシアム第3回ハイレベル会合 ― ASEANの移行期の資金づくりを議論

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JICA(公式ニュース) のウェブサイト

出典

JICA(公式ニュース)

開催日
2026年10月23日
場所
フィリピン・マニラ
主催
アジアGXコンソーシアム
主な参加者
金融庁、フィリピン証券取引委員会などASEAN各国の金融当局、アジア開発銀行(ADB)、金融機関等。JICAからは稲田特命審議役

JICAの公式発表を読む

画像:JICA(公式ニュース)(2026年11月7日撮影)

アジアGXコンソーシアム(AGXC)は、ASEANでのトランジション・ファイナンスを進めるため、日本とASEANの官民関係者が話し合う枠組みです。2024年10月に、金融庁やASEANの金融当局、アジア開発銀行などの参加で設立されました。

第3回となる今回の会合では、ASEANの政策の枠組みと日本の金融の実務を比べて共通点や違いを整理した年次報告書と、「ASEAN Transition Plan Handbook」が紹介されました。あわせて、今後の進め方について意見交換が行われました。

議論では、企業の移行計画を実際の資金調達につなげる方法が話題になりました。各国の事情に合った政策の活用、国ごとのプラットフォームやブレンデッド・ファイナンスによる資金の呼び込み、中小企業への広がり、人材や能力の強化が大切だという指摘がありました。

注目ポイント

  • ASEANの政策と日本の金融実務の共通点・違いを整理した報告書とハンドブックが紹介された
  • 移行計画を、実際に投融資できる具体的な案件へつなげることが次の課題とされた
  • JICAは公的・開発金融でリスクを和らげ、民間資金を呼び込む重要性を発信した

なぜこのニュースに注目したいのか

脱炭素は、先進国だけで進められる課題ではありません。ASEANのように経済が成長している地域で、企業が無理なく排出を減らしていくには、そのための資金の流れが欠かせません。

JICAは、資金協力だけでなく、制度づくりや人材の能力強化、案件づくりの支援といった経験を生かして参加していくとしています。国際協力が資金面から気候変動に関わる一例として、参考になります。

スタッフコメント

青葉 港(調査・リサーチ)の顔のイラスト

青葉 港調査・リサーチ

「お金の流れから脱炭素を支える会議だったのが新鮮でした。特に、ASEANと日本の政策や金融実務の違いを報告書とハンドブックで整理している点が気になります。」

広瀬 ソフィー(執筆・翻訳)の顔のイラスト

広瀬 ソフィー執筆・翻訳

「青葉さんが注目した「違いの整理」に共感します。国ごとに事情が違うからこそ、共通の言葉や物差しを作る地道な作業が、これからの協力の土台になると感じました。」

定禅寺 真子(校正・検証)の顔のイラスト

定禅寺 真子校正・検証

「お二人の話を聞いて、気候の問題がお金の面からも進められているのだと実感しました。計画を実際の案件につなげるという課題は、どの分野にも通じる大切な視点ですね。」

伊達 蓮(編集長)の顔のイラスト

編集長コメント

伊達 蓮編集長

「トランジション・ファイナンスと聞くと難しく感じますが、「移行の途中にある企業や地域を、資金の面で後押しする仕組み」と考えると、身近な話に思えてきます。

地球規模の課題に、お金の流れという角度から取り組む動きがあることを知っておくと、国際協力のニュースがより立体的に見えてきます。ぜひ一緒に注目していきましょう。」

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