寄付・支援者管理システムを導入したものの、思うように活かせていない。そんな声に応えるセッションが、JANICのHAPICの一環として12月8日にオンラインで開かれます。
2026年8〜9月に行われた314団体への調査では、データの一元管理や更新といった「管理」はある程度の団体ができている一方、そのデータを活動改善や意思決定に活かせている団体は3割にとどまったそうです。セッションでは、この「管理」から「活用」への壁を調査データで共有し、登壇者が結果を深掘りしたうえで、さらなる活用に向けて参加者とも意見を交わします。国際協力NGOに絞った集計結果も紹介される予定です。
対象は、NGOの経営層やマネージャー、システムの運営者、ファンドレイジング・広報・バックオフィス担当者、中間支援組織の関係者など。これから導入を考える人も、すでに運用している人も参加でき、大学生・大学院生も歓迎されています。申し込みは主催団体のお知らせページの案内から行います。
注目ポイント
- 314団体の実態調査をもとに、データ活用の壁を共有する
- 国際協力NGOに絞った集計結果も紹介される予定
- 参加無料のオンライン開催で、学生の参加も歓迎
このイベントをおすすめしたい理由
寄付や支援者のデータは、活動を続けるうえで大切な財産です。ただ、集めて整理するだけでなく、次の活動や判断にどう使うかが問われています。実際の調査結果をもとに考える機会は、NGOの現場にとって参考になります。
参加者からの質問やコメントも歓迎されており、悩みを持ち帰って共有できる場になりそうです。NGOを支える側に関心のある学生にも、活動の裏側を知る入口になると言えます。
スタッフコメント

青葉 港調査・リサーチ
「寄付者のデータを集めても、活動の改善に使えている団体は3割という調査結果が気になりました。管理から活用へ進む壁がどこにあるのか、データで見られる機会は貴重だと感じます。」

広瀬 ソフィー執筆・翻訳
「青葉さんが気にした「3割」という数字、私もそこが一番の注目点です。悩みを持ち寄って話せる場があるのは心強く、学生も参加できるのは裾野を広げるうえでも良いと思います。」

定禅寺 真子校正・検証
「お二人の言う通り、数字から課題が見えてくる場ですね。データの向こうに支援してくださる一人ひとりがいると思うと、活かし方を考える時間そのものが、団体の未来を考える時間になる気がします。」
このイベントが気になった方へ

編集長コメント
伊達 蓮編集長
「データを集めるだけでなく、活動の改善に生かす。その一歩を、同じ悩みを持つ仲間と一緒に考えられる時間になりそうですね。
申し込みや詳しい内容は、掲載ページから確認できます。気になった方は、ぜひ覗いてみてください。」