パシフィックガーデンは、南太平洋のソロモン諸島で持続可能な地域開発の支援を行うNPO法人です。主な活動は、現地での人づくり(職業訓練校)、ものづくり(パーマカルチャーセンター)、場づくり(パーラー)で、ソロモン諸島と日本(沖縄)に拠点を置いています。
ソロモン諸島は過去に民族紛争を経験した国です。団体は、自給自足を土台に助け合って暮らす人々の力や、地域に眠る資源の可能性に着目し、それを活かせる形にすることを目指しています。掲げる3つのポリシーは、コミュニケーションを活発にする、環境に配慮する、パートナーという存在になる、です。
活動の拠点であるAPSDのパーマカルチャーセンターは、紛争からの復興の足掛かりとしてマライタ州フィウ村に設立されました。現在は300名以上の生徒が学んでおり、2014年からは大工・配管・機械・電気などのコースも加わったと紹介されています。ソロモン国内外で評価され、オーストラリア、ニュージーランド、EUなどの政府機関からも支援を受けているそうです。沿革では、2015年にソロモン政府から環境保全活動でのソロモンメダルを叙勲されたことも記されています。
注目ポイント
- 紛争からの復興を出発点に、職業訓練校とパーマカルチャーセンターを運営支援
- 300名以上の生徒が学び、大工・配管・機械・電気などのコースも開設
- 2015年にソロモン政府から環境保全活動でソロモンメダルを叙勲
この団体の活動が注目される理由
「途上国」のイメージにとらわれず、現地の人々の助け合いの精神や生きる力に学びながら開発を進めるという姿勢が特徴です。人材育成と小規模産業づくりを組み合わせている点も参考になります。
現在はAPSDソロモンが自立運営を行っているとされ、現地の主体性を大切にしてきた歩みがうかがえます。沖縄での活動拠点があり、日本とソロモンを結ぶ国際交流にも取り組んでいます。

編集長のコメント
南の島の暮らしの中にこそ、これからの社会のヒントがあるという視点が印象的でした。国際協力を考えるうえで、新しい見方をもらえる活動です。
活動の詳しい内容は公式サイトで紹介されています。ぜひ一度ご覧ください。