アクセスは、1988年に京都で設立された国際協力NPOです。フィリピンで貧困や人権侵害に苦しむ子どもたちを対象に活動し、「フィリピンの子どもに教育を、日本の若者に体験を」を新しいスローガンに掲げています。
フィリピンでは、貧しさのために小学校を卒業できない子どもが5人に1人いるとされています。アクセスは、奨学生への支援や学用品の無料配布、子どもの権利をテーマにした補習授業、保護者向けのセミナーなどを続けています。2025年度の実績として、奨学生は年間320人と紹介されています。
日本では、フィリピンの都市スラムや農漁村を訪ねるスタディツアー、課題解決インターンシップ、ボランティアなどを通じて、若者が貧困の現実に触れる機会をつくっています。2025年度は年間のべ402人が参加したそうです。
注目ポイント
- 子どもへの教育支援と、日本の若者の学びの場づくりの二本立て
- 一対一の教育里親制度や、1日33円からのマンスリーサポーターなど、参加の入口が豊富
- 決算書や活動報告書を公開し、認定NPO法人として寄付が税控除の対象になる
この団体の活動が注目される理由
お金やモノを届けるだけでなく、子どもや若者、女性が自分の力で困難から抜け出せるよう「生きる力・変える力」を伸ばすことを大切にしている点が特徴です。支援する側とされる側を固定しない姿勢も印象的です。
フィリピンでの教育支援と、日本の若者への体験の提供が結びついているため、現地の課題を自分ごととして考えたい人にとって、関わり方を見つけやすい団体と言えます。

編集長のコメント
支援先の子どもから手紙が届く教育里親制度など、顔の見える国際協力という言葉が心に残りました。
スタディツアーやボランティアの案内、最新のニュースは公式サイトに掲載されています。気になった方は、ぜひのぞいてみてください。