じゃっどは、ラオスで学校保健に関わる援助を行う認定NPO法人です。団体名は鹿児島の方言で「それだ!」という意味。医師だった初代代表が、ラオス訪問時に学校での保健教育が足りないことを知り、職場の同僚とラオス人医師の友人とともに、1992年に設立しました。
活動は大きく3つです。子どもたちへの健康教育(教材の作成・配布、ラオス人医師による健康情報の提供など)、教師への保健セミナー、そして学校設備への支援です。1995年から始めた教師向けセミナーは、2005年にラオスの教師育成カリキュラムへ保健衛生の授業が9時間組み込まれることにつながったと紹介されています。机といすは751組を贈ることができたそうです。
現在はラオスの医師たちが活動の主導権を持ち、日本側が支える形になっています。2010年からはスタディツアーも実施しており、今年度のツアーは中止となったものの、2027年3月に理事が現地を訪れて学校教育の現状を視察する予定とのことです。
注目ポイント
- ラオスの医師が主導し、日本側が支える、現地に根ざした体制
- 教師向けセミナーの働きかけが、教師育成カリキュラムの保健衛生の授業につながった
- トイレ・井戸・机いすの支援から、学生向けスタディツアーまで幅広く活動
この団体の活動が注目される理由
子どもたちに直接教えるだけでなく、教師を育て、教育の仕組みの中に保健衛生を位置づけることで、活動の効果が長く続くよう工夫している点が参考になります。
30年以上続く活動の歩みや決算報告書が公開されており、じゃっど新聞でも近況が発信されています。支援を考える際の安心材料と言えます。

編集長のコメント
「子どもたちが健康に育ち、教育を受けられるように」というシンプルな願いが、30年以上の活動を支えてきたのだと感じました。
活動の詳しい内容やボランティアの募集は公式サイトで紹介されています。ぜひ一度のぞいてみてください。