ヘルピングハンズアンドハーツジャパン(HHHJapan)は、2008年に名古屋で活動を始め、2010年7月にNPO法人として設立された団体です。マニラの現地法人との教育・保健衛生支援の協働から出発し、現在は地域に根ざした多文化共生と、持続可能な国際協力の2本柱で活動しています。
国内では、学習者の目的や生活背景に合わせた日本語学習の支援を、対面とオンラインで行っています。ボランティア講師とプロ講師のネットワークを生かし、日本語を学びたい人と支えたい人をつなぐ仕組みづくりにも取り組んでいます。外国人講師との英会話、国際交流、環境文化講座なども開いています。
海外では、フィリピン・レイテ州で台風ハイヤンの被災地のココナツ農家を対象に、植林と農業を組み合わせたアグロフォレストリー事業を実施しました。地球環境基金、トヨタ環境活動助成プログラム、三井物産環境基金の3つの助成事業での植栽・配布実績は、苗木・野菜・根菜類などで11万2,800本・株等、うち樹木・果樹・竹などの苗木が4万6,800本以上と紹介されています。
注目ポイント
- 日本語学習の支援と国際交流を通じた、名古屋発の多文化共生の取り組み
- レイテ島での、アグロフォレストリーによる農村環境の回復と農家の生計支援
- 3つの環境助成事業で苗木・野菜・根菜類など11万2,800本・株等を植栽・配布
この団体の活動が注目される理由
国内の多文化共生と海外の国際協力を、別々の活動ではなく「学ぶ・つながる・支え合う・未来へつなぐ」という一つの流れとして捉えている点が特徴です。海外での経験を日本の地域活動に生かす「地方発の地域とつながる国際協力」という考え方も紹介されています。
現地の団体や農家と連携し、地域の人々が主体となって続けられる仕組みづくりを重視してきた点も参考になります。日本語ボランティアやインターンシップなど、参加の入口も用意されています。

編集長のコメント
言葉を学ぶ場が、人と人、地域と世界をつなぐ場にもなる。HHHJapanの活動を知ると、日本語教室や英会話が、国際協力ともつながっていることに気づかされます。
お住まいの地域にも、同じような出会いの場があるかもしれません。公式サイトで、活動の様子をのぞいてみませんか。