れんげ国際ボランティア会は、1980年に発足し、アジアで45年にわたり教育支援などの国際協力を続けている認定NPO法人です。創設の背景には、カンボジアの難民キャンプでの支援があり、貧困や差別といった厳しい状況に置かれた人々に、教育や文化の分野を中心に事業を行ってきました。単発の支援ではなく、地域と長く関係を築くことを大切にしています。
事業は、校舎の建設・改修・増築、図書室やパソコン室などの学習環境、安全で衛生的なトイレ、電力や上下水道といった基礎インフラの整備(ハード面)と、子ども・教師・保護者・地域住民を対象にした参加型ワークショップ(ソフト面)を組み合わせて進めます。支援が終わったあとも、自分たちで維持・改善できる力を育てることを重視しています。
インドのカルワリ地区では、トイレの増築・改修や図書館、パソコン室などの整備を行い、半年間で65人の新入生が入学したと紹介されています。衛生や月経が理由で欠席する生徒は0人になり、出席率は97%に改善しました。ミャンマーでは2013年から2023年にかけて113校を建設し、1,644人の教師が研修に参加しました。ミャンマーでの活動は2023年12月に終了しています。
注目ポイント
- 1980年の発足から45年、アジアで続く教育支援
- 校舎・トイレなどの整備と、参加型ワークショップを組み合わせた事業モデル
- ミャンマーで113校を建設し、現在はインドで学校環境の改善を進める
この団体の活動が注目される理由
学校の建物を整えるだけでなく、子ども・教師・保護者・地域の人々がともに学校を守る仕組みをつくる点が特徴です。衛生や設備の問題が、通学を続けられるかどうかに関わることを具体的に示しています。
活動の成果は、入学者数や出席率などの数字でも報告されています。寄付の使い道も1,000円から具体的に紹介されており、はじめての方も支援の形をイメージしやすくなっています。

編集長のコメント
トイレや雨漏りの修理といった身近な環境が、子どもたちの学ぶ意欲を左右するというお話は、あらためて「学ぶ環境」の大切さに気づかせてくれます。学校に通い続けられることは、決して「当たり前」ではないのですね。
公式サイトでは、事業の成果や子どもたちの声を詳しく読むことができます。まずはのぞいてみませんか。