東日本大震災の教訓を世界につなごうと、国内外の高校生が岩手県陸前高田市の被災地を訪れ、防災や減災について学びました。20日から岩手で初めて開かれる「『世界津波の日』2026高校生サミットin岩手」を前に行われたスタディツアーです。
日本を含む14の国から高校生など139人が参加し、19日は東日本大震災津波伝承館や高田松原津波復興祈念公園で、津波の被害と復興の歩みについて説明を受けました。カンボジアから参加した17歳の生徒は、自国も洪水に直面していることにふれ、日本の教訓は地域づくりや人々を守る方法の参考になると話しています。
今回のサミットは、震災から15年が過ぎるなか、記憶と教訓を次の世代と世界につなぐことを目的としています。高校生たちは22日まで、防災・減災について考えを深めます。
注目ポイント
- 14の国の高校生が、被災地で現地を見ながら学んだ
- 他国の高校生が自国の災害を重ねて、日本の経験から学ぼうとしている
- 震災から15年、記憶と教訓を次世代へ伝える取り組み
なぜこのニュースに注目したいのか
被災地を実際に訪れて学ぶスタディツアーは、教科書だけでは得にくい実感をもたらします。災害の多い国々の高校生が顔を合わせ、経験を分かち合う場として意義があります。
国際協力の視点でも、防災の知恵を国を越えて共有することは大切なテーマです。若い世代が自国に持ち帰る学びが、それぞれの地域の備えにつながっていくことが期待されます。

編集長のコメント
現地で話を聞き、見て感じたことは、きっと高校生たちの大きな財産になりますね。
私たちも、防災の学びを世界と分かち合う動きに、ぜひ注目していきましょう。