チャイルド・ファンド・ジャパンの起源は、戦後、海外からの資金援助を受けて日本の戦災孤児を支援したことにあります。1975年、「海外の人々が日本の子どもを助けてくれたように、今度は私たちが海外の子どもたちを支援する」と決意し、途上国の子ども支援へ舵を切りました。この「順送りの恩返し」が団体の始まりで、2025年に50周年を迎えました。
現在は、フィリピン、ネパール、スリランカを中心に、年間約25,000人の子どもを支援しています。教育をはじめ、栄養、保健、暴力からの子どもの保護など、地域全体を支える「地域開発支援」のほか、自然災害や紛争の被災者への「緊急・復興支援」、国内での啓発に取り組んでいます。フィリピン西ネグロス州では10年間の高校卒業率99%を達成し、支援からの自立を達成した地域は47箇所にのぼると紹介されています。
参加の方法として、地域の子ども1人と手紙や成長の記録でつながる「スポンサーシップ・プログラム」(1日130円から)、月1,000円からの「ボイス・サポーター」、団体全体を支える「マンスリー・サポーター」などがあります。書き損じハガキや切手、古本・DVD・ゲームの寄付、ボランティアやインターンでの参加も受け付けています。
注目ポイント
- 1975年から50年にわたり、途上国の子どもと地域を支援
- フィリピン西ネグロス州で、10年間の高校卒業率99%を達成。支援からの自立を達成した地域は47箇所
- 手紙や成長の記録で子どもを見守る「スポンサーシップ・プログラム」など、多様な参加方法
この団体の活動が注目される理由
「支援をする側、される側という立場を超えて、お互いに生きがいを感じられる国際協力」を大切にしている点が特徴です。子どもの成長だけでなく、地域の自立まで見据えた継続的な支援を行っています。
子どもと1対1でつながる仕組みや、少額から始められる支援、書き損じハガキや古本の寄付など、気軽に参加できる入口が用意されています。

編集長のコメント
戦後、海外からの支援を受けた側が、時を経て支援する側になる。「順送りの恩返し」という言葉に、国際協力の原点を見る思いがします。
公式サイトには、現地の子どもたちのストーリーや活動報告があります。まずは一人の子どもの物語を、のぞいてみませんか。