WCRP日本委員会は、世界宗教者平和会議(WCRP/Religions for Peace、RfP)の日本委員会です。WCRPは1970年に発足した国際NGOで、諸宗教の知恵を集め、対話に基づいて平和構築の活動を行っています。団体の目的には、寛容の精神に基づく出会いの推進、国連と協力した地球規模の課題の研究と実践、平和的な価値観に根ざした平和教育などが掲げられています。
世界90ヵ国以上の諸宗教のネットワークを活用し、「世界に広がる出会いと対話」「核兵器のない世界へ」「気候危機に対する取り組み」「人身売買禁止に向けて」「和解につながる取り組み」「災害の復興支援」に加え、平和研究所、女性部会、青年部会の合わせて9つのテーマに取り組んでいます。
組織の中には、イスラーム、キリスト教、神道、仏教などを背景にもつ研究者が集う平和研究所、さまざまな宗教の女性による女性部会、未来を担う青年宗教者による青年部会があります。公式サイトでは、学習・セミナーの参加者募集や、地震被害に対する緊急支援募金のお知らせなども紹介されています。
注目ポイント
- 1970年に発足した国際NGOの日本委員会で、世界90ヵ国以上の諸宗教ネットワークを活用
- 出会いと対話、気候、災害の復興支援など9つのテーマで平和づくりに取り組む
- 平和研究所・女性部会・青年部会など、それぞれの立場から関われる体制
この団体の活動が注目される理由
宗教や宗派の違いを超えて協力するという姿勢が、活動全体を通じて大切にされている点が特徴です。それぞれの信仰を尊重しながら、対話を通じて互いを知ることを、平和づくりの出発点にしています。
学習・セミナーの案内や支援募金のお知らせなど、市民が参加できる機会も発信されています。平和や共生について、宗教の視点から考えてみたい方にとって、よい入口になりそうです。

編集長のコメント
平和というと大きなテーマに聞こえますが、その始まりは「出会って、話してみること」なのかもしれません。WCRP日本委員会の活動は、違いを前提にしながら手を取り合う道を示してくれているように感じます。
公式サイトには、オンラインで参加できる講座やセミナーの案内も掲載されています。気になるテーマをひとつ、のぞいてみませんか。