CWS Japanは、国内外で災害対応・防災支援を行うNPOです。米国に本部を置くChurch World Service(CWS)の一員で、そのルーツは、敗戦直後の日本へ贈られた救援活動にあります。2011年には、東日本大震災への緊急支援のために東京に事務所を開き、CWS Japanが設立されました。
目指しているのは、災害時に支援の手が届かず取り残される人々のいない社会です。そのために、「地域が持っている力を引き出す」「学び続け、地域を超えて発信する」「パートナーシップ構築で相乗効果を生み出す」という3つのアプローチを掲げています。現地の団体や当事者の視点を大切にし、現地のコミュニティの意思決定や役割を最大限尊重する姿勢も紹介されています。
活動内容は、アフガニスタンでのコミュニティ防災力向上事業や緊急食料・防災支援、パキスタンの農村地帯での災害復興と防災力向上支援、インドネシアでの災害レジリエンス向上、日本国内の新宿区多文化共生防災事業などです。難民や避難民がアニメ制作を通じて生計を立てるスキルを身につける「アニメ×難民支援」事業にも取り組んでいます。
注目ポイント
- 東日本大震災を機に2011年から、国内外で災害対応・防災支援に取り組む
- 地域の力を引き出し、現地の団体や当事者の視点を大切にする3つのアプローチ
- アジアでの防災支援に加え、新宿区の多文化共生防災事業やコミュニティ・カフェなど国内の取り組みもある
この団体の活動が注目される理由
災害が起きてからの緊急支援だけでなく、平時から地域の人々が自ら備える力を育む防災支援に力を入れている点が特徴です。外部の支援者として現地の意思決定を尊重し、地域の力を引き出すという姿勢が、一貫して示されています。
海外での防災・復興支援と、日本国内の多文化共生防災を並行して行っているのも魅力です。寄付のほか、毎月のコミュニティ・カフェのようなイベントで、身近な地域から防災や多文化共生について考える機会があります。

編集長のコメント
災害はいつか必ず起こるものだからこそ、普段から人と人とがつながっていることが大きな支えになります。CWS Japanの「誰も取り残さない」という言葉には、その大切さがこめられているように感じます。
公式サイトでは、活動の報告やイベントのお知らせを読むことができます。まずは、お住まいの地域の防災について考えるきっかけとして、のぞいてみませんか。