ワールドランナーズは、1978年にアメリカで設立された国際的なNGOです。ソビエト連邦(現ロシア)で開かれたモスクワ・ピースマラソンに参加した日本人8人が中心となり、1989年8月に日本でワールドランナーズ・ジャパン(WRJ)としての活動を始めました。2010年12月21日にNPO法人格を取得し、2023年9月29日には認定NPO法人となっています。
ビジョンは「地球上から飢餓を終わらせる」ことです。団体は、突発的な飢饉よりも、慢性的な飢餓を終わらせることを目的に掲げ、その目安として乳児死亡率(IMR)を50以下にすることを挙げています。アフリカ(ケニア・タンザニア)で活動する現地のプロジェクトを支援しており、タンザニアの少女に教育の機会を届ける奨学金プロジェクト、学校の建設プロジェクト、ナイロビのスラムの子どもたちへの給食プロジェクトなどが紹介されています。
資金や関心を集める場が、ランイベントです。2026年12月20日には皇居周回で第29回チャリティーランが予定され、毎月第2日曜の定期ラン(ランは無料)、平日夜に皇居をゆっくり走る・歩く「てけらん」、リレー大会、AFRICAパートナーシップランなども開催されています。寄付や会員、ボランティアとして支える方法もあります。
注目ポイント
- 「走る」ことで誰でも気軽に参加できる、貢献の文化づくり
- ケニア・タンザニアでの奨学金、学校建設、給食などのプロジェクトを支援
- 毎月の定期ランや「てけらん」など、気軽に参加できるイベントを継続的に開催
この団体の活動が注目される理由
遠いアフリカの課題を、ジョギングやウォーキングといった身近な行動と結びつけている点が特徴です。走ることが好きな人はもちろん、初めての人でも参加しやすいイベントが続けられています。
支援先の活動がプロジェクトごとに紹介され、教育や給食など具体的な内容が分かります。認定NPO法人として、寄付が税制上の優遇措置の対象となる点も、継続的に支えたい人には心強い情報です。

編集長のコメント
「走ることが、誰かの力になる」という発想が、とても素敵だと思いました。速さや距離を競うのではなく、ゆっくり楽しみながら貢献できる雰囲気が伝わってきます。
皇居周回の定期ランは、ランのみの参加もできると紹介されています。次の週末、公式サイトで開催情報をのぞいてみませんか。