Social Compass(ソーシャルコンパス)は、2014年にカンボジアで設立された、アートとデザインの力で社会課題の解決を目指すクリエイティブ集団です。「共に創る」を理念に、作品づくりにとどまらず、「伝える・届ける・巻き込む」という一連の過程を大切にしています。
カンボジアを拠点に、キャラクターアニメーション、映像制作、プロジェクションマッピング、VRなどの手法で、教育・環境・公共衛生・交通安全などの啓発コンテンツを制作しています。アンコールワットをモチーフにしたキャラクター「ワッティー」は、JICAや日本財団、カンボジア教育省などと連携した数多くの啓発アニメーションに登場し、国営放送を通じて全国の子どもたちに届けられてきました。
2020年からは、カンボジア・タイ・スリランカ・ブータンを対象にしたアートコンテスト「White Canvas」を開催し、アーティストが職業として活動を続けられる仕組みづくりにも挑戦しています。2022年7月には第57回社会貢献者表彰(公益財団法人 社会貢献支援財団)を受賞しました。
注目ポイント
- アートとデザインで、教育・環境・公共衛生などの社会課題を「オモシロく」伝える
- キャラクター「ワッティー」が、JICAや日本財団などと連携した啓発アニメーションに登場
- アートコンテスト「White Canvas」で、アーティストを支える仕組みづくりにも挑戦
この団体の活動が注目される理由
ポイ捨てや交通マナーといった身近な話題から、教育支援、防災、農業・林業まで、複雑な課題を視覚的にわかりやすく伝えることを大切にしています。子どもにも親しみやすい表現が、啓発の入口になっています。
ワークショップ、展覧会、学校での授業など、現地や日本でさまざまな活動を重ねている点も特徴です。公式サイトのニュースでは、その様子を写真付きで知ることができます。

編集長のコメント
社会課題というと難しく聞こえますが、キャラクターや絵なら、子どもも大人も同じ目線で考え始められます。ソーシャルコンパスの作品には、その力が詰まっているように感じます。
公式サイトでは、ワークショップや展覧会の様子を読むことができます。アートを通じた国際協力の形を、のぞいてみませんか。