大分市とJICA九州は、10月6日の「国際協力の日」にちなみ、10月を「おおいた国際協力啓発月間」として様々な啓発行事を予定しています。
9月下旬には、技能実習生と地域住民の共生に取り組む任意団体「グローカルおおの」の代表による講演会が開かれ、市民ら約50人が参加しました。代表は看護師で、青年海外協力隊員としてラオスに2年間派遣された経験があり、2024年に団体を設立。豊後大野市内で自治会単位の小規模な交流会や、技能実習生が主体となるイベントを続けています。
講演では、外国人が増えているのに交流が乏しいと感じたことが活動の出発点だったこと、違いを否定せず一人ひとりと関係をつくることが国際理解につながるという考えが語られました。今後は、関係団体の活動を紹介するパネル展や、世界各国の料理を楽しめるブースなどがある「おおいたワールドフェスタ」が予定されています。
注目ポイント
- 10月5日〜19日にパネル展、10月31日にワールドフェスタを開催
- 協力隊の経験を地域の交流づくりに生かす市民の取り組み
- 「目の前の誰かを知ろうとする」ことから始まる国際理解
なぜこのニュースに注目したいのか
国際協力は海外だけのものではなく、身近な地域で外国の人と暮らしをともにすることにもつながっています。協力隊の経験が、帰国後に地域の交流の場づくりとして生きている例として参考になります。
パネル展やフェスタは、国際協力に初めて触れる人にも参加しやすい機会と言えます。

編集長のコメント
国際理解は、特別なことより、隣にいる人に声をかける小さな一歩から始まるのかもしれません。
お近くの方は、期間中のイベントをのぞいてみませんか。