アジア女性交流・研究フォーラム(KFAW、英語名 Kitakyushu Forum on Asian Women)は、1990年10月に、日本およびアジア地域の女性の地位向上を目的として設立された団体です。「まなびあう」「ふれあう」「たすけあう」をテーマに、女性のエンパワーメントと男女共同参画を目指して事業を行っています。
1992年からは、ジェンダー主流化政策をテーマとする研修をJICAから受託して毎年実施しており、これまでに92カ国528名のジェンダー行政担当官が北九州で学んだと紹介されています(2024年8月現在)。国連とのつながりも深く、1995年に国連女性の地位委員会のオブザーバー参加資格を得て、2002年7月には国連経済社会理事会(ECOSOC)のNGO協議資格を取得しました。
ほかにも、毎年開催する「アジア女性会議-北九州」、研究誌『アジア女性研究』や情報誌「Asian Breeze」の発行、高校生向けのジェンダーセミナーなどを行っています。北九州市立男女共同参画センター・ムーブの指定管理者も務めており、市民が学び、参加できる場を運営しています。
注目ポイント
- 1992年から続くジェンダー主流化の研修。92カ国528名が北九州で学ぶ
- 国連のNGO協議資格をもち、国連の会議への参加機会を市民にも提供
- 研究誌・情報誌の発行や高校生向けセミナーなど、市民が学べる機会が豊富
この団体の活動が注目される理由
地域に根ざした活動と、国際的なネットワークの両方をあわせ持つ点が特徴です。北九州で学んだ世界の行政官が、それぞれの国で活躍しているという広がりは、国際協力の一つの形を示しています。
国連の会議で得た知見を、報告会やセミナーを通じて市民に還元していることも魅力です。若い世代向けのセミナーもあり、ジェンダーについて気軽に考えるきっかけが用意されています。

編集長のコメント
ジェンダー平等は、遠い国の話ではなく、私たちの身近な暮らしにも関わるテーマです。北九州から世界へ、そして世界から北九州へという行き来が、そのヒントを与えてくれるように思います。
報告会やセミナーの情報は、公式サイトの新着情報で見られます。お近くの方も、そうでない方も、のぞいてみませんか。