JEN(ジェン)は、「生きる力、を支えていく」をモットーに、紛争や自然災害で厳しい状況にある人びとを支援する国際NGOです。1994年の設立から一貫して、現地の人びとの力を活かしながら、緊急期から自立に向けた段階まで、状況に合わせた支援を行っています。
公式サイトによると、2022年4月時点の活動地はアフガニスタン、パキスタン、シリア難民(トルコ)、日本(東北)です。運営方針には、現地のニーズを見極めること、事業の実施を現地スタッフに大きく任せること、取り上げられにくい人や地域に目を向けること、最小の費用で成果を出すことなどが挙げられています。最近の活動報告には、アフガニスタンでの用水路の修復や、パキスタンでの給水サービスに関する住民研修などが並んでいます。
新潟では、2004年の中越地震の後、十日町市の池谷・入山集落でボランティアの派遣などを通じて村おこしを支え、2010年11月に同集落は復興を遂げました。この6年間で延べ1100名以上がボランティアとして参加したと紹介されています。国内では、本の寄付プログラム「BOOK MAGIC」など、さまざまな寄付の方法も用意されています。
注目ポイント
- 1994年の設立以来、緊急期から自立支援まで現地の力を活かして実施
- アフガニスタン、パキスタンなどで、水や農業、教育に関わる活動を紹介
- 平成23年度外務大臣表彰、第22回読売国際協力賞を受賞
この団体の活動が注目される理由
支援を「与える」だけで終わらせず、被支援者が自らの知識や経験を活かして立ち上がることを応援する姿勢が一貫しています。国際スタッフは資金調達とマネジメントに徹し、現地スタッフが主体となって事業を進める体制も特徴です。
新潟での池谷・入山集落の支援のように、国内の災害後の復興にも長く関わってきました。本の寄付や、切手・金券の寄付など、身近なものから参加できる仕組みがあるのも心強い点です。

編集長のコメント
「支援は多すぎても少なすぎても効果をあらわしません」という言葉に、現場に寄り添う姿勢がよく表れていると感じました。派手さはなくても、必要とされる支援を必要とする人に届けようとする積み重ねが、人びとの自立を支えているのですね。
読み終えた本が寄付になる仕組みなど、日常から始められる関わり方もあります。まずは公式サイトの活動報告をのぞいてみませんか。