ゆうちょ財団は、郵便局等を通じて行われる個人の貯蓄活動に関する調査研究や研究助成、国際ボランティア活動支援、金融教育・相談などの公益事業を進める一般財団法人です。1969年12月1日に財団法人郵便貯金振興会として設立されて以降、組織の統合や名称変更を経て、2012年4月1日に一般財団法人に移行しました。
国際ボランティア活動支援は、国際ボランティア貯金の資金配分終了後も、財団独自の助成制度として続けられています。海外で活動する日本のNGOを対象とした「NGO海外援助活動助成」に加え、2024年度からは国内で多文化共生に取り組む民間団体を対象とする「多文化共生推進活動助成」も始まりました。いずれも活動経費の一部を助成しています。
2027年度の募集では、活動責任者と団体役員の中心が39歳以下の若手層である団体を優先的に採択する「若手イニシアティブ活動優先採択」が新たに導入されると案内されています。過去の助成団体の一覧やニュースレターも公開されています。そのほか、金融相談等に取り組むNPO等への活動助成も行っています。
注目ポイント
- 海外で活動する日本のNGOの活動経費の一部を助成する「NGO海外援助活動助成」
- 2024年度から加わった、国内の「多文化共生推進活動助成」
- 2027年度募集では、若手層の団体を優先的に採択する枠を新設
この団体の活動が注目される理由
自ら現地で活動するのではなく、現場で活動するNGOや民間団体を助成で支える役割を担っている点が特徴です。海外の援助と国内の多文化共生という、異なる2つの分野を対象にしています。
過去の助成団体の一覧やニュースレターを公開しており、どのような団体が活動しているかを知る手がかりになります。活動資金を探すNGO・NPOにとっても、助成の動向を知る参考になる情報源です。

編集長のコメント
NGOの活動は、現場で動く人と、それを支える仕組みの両方があって続いていくのだと感じます。助成を通じて小さな団体の挑戦を後押ししている財団の存在は、心強いですね。
助成を受けた団体のニュースレターには、現地の様子が紹介されています。気になる団体を見つけに、公式サイトをのぞいてみませんか。