早稲田奉仕園は、キリスト教の精神に基づき、国際的な視野で社会を見つめ、他者と共に生きる人間形成の場として活動している公益財団法人です。その歴史は1908年(明治41)、学生寮「友愛学舎」の開設から始まりました。
1921年(大正10)には寄付によってスコットホールが完成し、寮を含む学生センターとして現在の礎が固まりました。1970年にセミナーハウスが完成し、1972年に財団法人の認可を受け、1973年にはアジアの語学講座が始まりました。2011年には内閣府の認定を受けて公益財団法人へ移行し、2022年にはスコットホール100周年の式典が開かれています。
事業は大きく3つです。国内外の大学生・大学院生ら150名を超える青年が暮らす学寮事業、「世界を知る」「ことばを学ぶ」「アートを学ぶ」「いのちと社会を学ぶ」の4分野で講座や体験の場を設ける活動事業、そして貸会議室・ホール・ギャラリーを提供するセミナーハウス事業です。
注目ポイント
- 1908年の学生寮「友愛学舎」から続く、100年を超える歴史
- 国内外の青年が共に暮らす学寮と、4分野の学びのプログラム
- 歴史ある建物のホールや会議室、ギャラリーを市民が利用できる
この団体の活動が注目される理由
寮での共同生活と、国際理解、語学、多文化共生といった講座を組み合わせ、さまざまな背景を持つ人が出会う機会をつくり続けている点が特徴です。アジアの言語講座を早くから始めるなど、時代に先んじた取り組みも紹介されています。
セミナーハウスは、学習会、音楽の練習やコンサート、作品展示など、学生や市民の活動の場として親しまれてきました。講座に参加する、会場を借りるなど、いろいろな入口から関われます。

編集長のコメント
世代を超えて受け継がれてきた場所には、人が集い、ことばを交わす力があるのだと感じます。早稲田奉仕園は、その力を国際交流と学びの形で今に生かしている団体です。
講座やイベント、ギャラリーの展示など、気軽に足を運べる企画もあります。公式サイトでプログラムをのぞいてみませんか。