IV-JAPANは、職業訓練・職業教育を通して女性や青少年の自立を支援する国際協力NGOです。1988年に「国際ボランティアの会」の名で任意団体として発足し、2003年に法人化しました。現在の名称は、英語名の頭文字を受け継いだものです。
活動の柱は、1990年にタイで始まった奨学金、同年タイ東北部で行った職業訓練、1994年にラオスで始まった学校建設の3つの教育支援です。ラオスでは、小学校だけでなく幼稚園や中学校、職業訓練所、図書館なども建設し、2020年現在で全国30か所に教育施設を設置したと紹介されています。職業訓練は縫製・美容・調理が長年の中心で、近年は木工(家具作り)やホテル・介護分野のホスピタリティにも広がっています。
初級・中級コースで技術を学んだあと、上級コースでは訓練生が店舗を経営しながら技術を磨き、経営のノウハウも身につけます。修了生が小さな店を開いて独立する例もあり、訓練費用や生活費は「奨学金」ドナーの支援が支えています。日本国内でも、イベントへの参加や在日外国人との交流など、国際理解の活動を行っています。
注目ポイント
- 縫製・美容・調理から、木工、ホテル・介護まで、広がる職業訓練の分野
- ラオス全国30か所(2020年現在)に設置された学校・職業訓練所などの教育施設
- 訓練に加えて経営のノウハウも学び、修了後の就職や独立につなげる仕組み
この団体の活動が注目される理由
学校を建てる「場づくり」、技術を身につける「職業訓練」、それを支える「奨学金」を組み合わせ、教育から自立までを一続きで支えている点が特徴です。修了生が就職や開業を通じて自分の力で暮らしを築いていくことを、大切な成果と考えています。
任意団体として始まった小さな会が、30年以上にわたって活動を続けてきたことも印象的です。奨学金のドナーやボランティアなど、日本から参加できる関わり方があるのも心強い点と言えます。

編集長のコメント
「手に職があれば、小さなお店でも開ける」という言葉には、技術が人に自信を与えるという実感がこもっています。学ぶことの喜びが心の自立につながるという考え方に、はっとさせられました。
公式サイトでは、ニューズレターのIV-NEWSも読むことができます。まずは活動の様子をのぞいてみませんか。