公益財団法人国際緑化推進センターでは，林野庁の委託を受け，CDM植林およびREDDプラスを含むカーボン・プロジェクトの企画立案，実施，モニタリング事業に従事することを希望する方々を対象として，ミャンマーにおける海外研修を下記のとおり実施します。
つきましては，参加希望者を募集します。
１．研修目的
CDM植林およびREDDプラスの実施対象国（途上国）であるミャンマー国において，カーボン・プロジェクトの企画立案，実施，モニタリングについて講義および野外実習を通して学ぶ
２．開催国・場所
ミャンマー国・森林局中央林業開発訓練センター（ヤンゴン近郊）
（参加者は前泊するヤンゴンのホテルに現地集合・研修終了後は現地解散）
３．開催期間
2012年11月12日（月）?15日（木）の4日間
４．募集人数
・日本人参加者10名程度
その他，ミャンマー人参加者30名程度を予定（政府職員，大学，民間企業，NGO等）
５．講師
ミャンマー国の政府担当者，大学関係者，国際機関担当者および日本人講師
講義は，基本的に英語で行われます。英語から日本語への通訳は予定しておりません。
６．研修プログラム（予定）
1日目，11月12日（月）
1. 講義：ミャンマーの森林林業分野における気候変動緩和活動
2. 講義：CDM植林およびREDD+の基本ルール
3. 講義：CDM植林プロジェクトからの教訓
4. 講義：持続的森林管理を通したREDD+の能力向上プロジェクト紹介
5. 講義：炭素蓄積量の測定方法，モニタリング方法，バイオマス破壊調査方法
6. ディスカッション
2日目，11月13日（火）
7. 野外実習： 森林地上調査実習
- プロットを設定し，胸高直径および樹高を測定
8. 屋内実習： 測定データの入力，解析
3日目，11月14日（水）
9. 野外実習： 森林バイオマス破壊調査
- サンプル木を伐採し，バイオマスを測定
10. 屋内実習： 測定データの入力，解析
4日目，11月15日（木）
11. 講義：ミャンマーにおけるカーボン・プロジェクト（CDM植林&REDD）推進のための課題
12. グループ討論：CDM植林やREDDプラス等のカーボン・プロジェクトを推進するにはためにはどうしたらいいか
13. グループ討論結果の発表＆総合討論
（研修プログラムおよび講師は変更される場合があります）
７．応募資格
現在，CDM植林関連事業およびREDDプラス等のカーボン・プロジェクトに携わっている実務者，或いは，将来においてそれらの活動に携わることを希望する者（基礎的な英語力を必要とします）。
また，応募者は，海外での研修に参加できる健康を有していること，ならびに自己責任で海外旅行保険に加入して参加することを条件とします。
８．経費関係
研修参加費：無料。
研修期間中の宿泊費（12日?15日の3泊分）および研修期間中の集団移動交通費については当センターが負担します（食事代は別途自己負担）。
ただし，本研修は現地集合・現地解散のため，日本国内の交通費，ミャンマーへの渡航運賃，海外旅行保険代金，旅券取得・予防接種等にかかる費用は参加者の自己負担となります。
なお，ミャンマーへの渡航便，後日指定の集合場所（ヤンゴンのホテル）への交通手段は，当センターよりご紹介可能です。
９．応募方法等
参加希望者は，下記提出書類を当センター仲摩宛てに提出して下さい（電子ファイルをメール添付可，写真については別途郵送）。
応募書類をもとに参加者を選考し，締め切り後に選考結果を通知いたします。
応募書類：
・応募用紙 （別紙指定様式に，必要事項，応募動機および研修受講後の成果活用について記入してください）
・パスポートのコピー（顔写真があるページ，入国時に6ヶ月以上の残期間が必要）
・英語版履歴書Curriculum Vitae（別紙指定様式に記入してください）
・カラー証明写真 (6ヵ月以内撮影35mm x 45mm) 2枚
応募締め切り： 2012年9月10日（月）１７：００（必着）
１０．応募書類提出・お問い合わせ先
〒112-0004東京都文京区後楽1-7-12林友ビル3F
公益財団法人 国際緑化推進センター （担当：仲摩）
Tel: 03-5689-3450 Fax: 03-5689-3360
e-mail: 仲摩宛 eiichiro＠jifpro.or.jp
※メールの件名を，CDM植林ミャンマー研修参加希望 として応募してください。
１１．修了書およびメーリングリストへの登録
研修修了者には，国際緑化推進センターより修了書を交付いたします。また，ご希望に応じて，当センターが管理する，CDM植林，REDDプラス等の情報提供用eメーリングリストに登録いたします。
以上
