協力隊を育てる会は、民間の立場から広く国民に青年海外協力隊事業への理解を求め、支援の輪を広げることを目的に、1976年4月に発足した団体です。2013年には公益法人制度改革に伴い、一般社団法人へ移行しました。
青年海外協力隊員の多くは、開発途上国の首都から離れた地域で現地の人と同じ生活をしながら活動します。同会は、その2年間の経験が日本社会に新しい考え方や価値観をもたらすと考え、隊員は日本社会にとって「宝」だと位置づけて、協力隊事業が広く理解されるよう活動しています。
具体的には、派遣前の企業への「ボランティア休職制度」や自治体への「派遣条例」の働きかけ、ご家族の不安を和らげる留守家族交流会、派遣中の隊員の活動を資金面で支える「小さなハートプロジェクト」、帰国後の進学・就職・起業の支援などを行っています。個人・法人・団体の会員が会費で活動を支え、全国48の各県組織とも連携しています。
注目ポイント
- 派遣前・派遣中・帰国後のそれぞれの段階で協力隊員を支える活動
- 隊員が現地で必要と感じた支援を、市民の寄付で実現する「小さなハートプロジェクト」
- 個人会員・法人会員・団体会員が会費で支える、市民レベルの応援団
この団体の活動が注目される理由
協力隊を「送り出す側」「支える側」の視点から応援する、ほかにはあまり見ない役割の団体です。隊員の活動が現地でどう役立ち、帰国後に日本社会でどう生かされるかまで見守っています。
寄付だけでなく、会員になって情報誌を受け取る、交流会や報告会に参加する、情報を共有して応援するなど、さまざまな関わり方が紹介されています。直接海外へ行かなくても、国際協力に参加する道があることが分かります。

編集長のコメント
国際協力の現場を支えているのは、現地で活動する人だけではないのだと気づかされました。日本から応援する人の存在も、大切な力ですね。
活動の詳細や入会の方法は公式サイトで紹介されています。協力隊に関心のある方は、ぜひ一度のぞいてみてください。