JCLU7月例会
沖縄「集団自決」裁判を振り返る
―提訴のねらいと裁判がもたらしたもの―
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日時 2012年7月27日(金)午後6時30分〜
場所 弁護士会館10階1003CD(東京都千代田区霞が関1-1-3) http://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/organization/map.html
講師 秋山 幹男(弁護士・沖縄「集団自決」裁判弁護団)
近藤 卓史(弁護士・同弁護団・JCLU理事)
秋山 淳 (弁護士・同弁護団)
参加費無料・申し込み不要
主催・問合せ 社団法人自由人権協会(JCLU)
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大江健三郎氏と岩波書店を被告とする沖縄「集団自決」裁判について、2011年4月21日付で上告棄却、上告受理申立不受理とする最高裁判所の決定が出され、大江氏と岩波書店の勝訴が確定しました。
日本軍から、米軍が上陸したら捕まる前に自決せよと指示された住民たちは配られた手榴弾等で自決し、または石や棒、紐などを使って、家族が家族に手をかけるなどして、多くの命が失われました。隊長命令による「集団自決」はなかった、と主張する日本軍元隊長とその遺族が損害賠償と「沖縄ノート」などの出版差止を求めて提起した裁判は、2008年3月28日に大阪地裁で原告の請求棄却判決、同年10月31日には大阪高裁で原告の控訴棄却判決があり、同年11月12日に 上告提起及び上告受理申立がなされ、およそ2年半の時を経て、最高裁の判断が示されました。
この裁判は、歴史的事実を歪曲しようとする政治的意図を背景に起こされたものでした。しかし、かえって、これまで集団自決について口を閉ざしていた人たちが、この裁判の提訴を理由とする教科書検定を機に重要な証言を始め、「集団自決」や沖縄戦の実相がより明らかになったと言えるかも知れません。
沖縄返還40周年を迎えた今、裁判の報告を通して、もう一度、沖縄で起きた悲劇の歴史とその背景を振り返り、今回の裁判をめぐる諸問題を掘り下げます。