現在、カンボジアは2015年のミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けて、母子保健に関する様々な取り組みや援助機関の介入が行われています。乳幼児死亡率については達成の兆しが見えているという評価の一方で、立ち遅れている妊産婦死亡率に関しては数値改善に対する集中的な取り組みが実施されています。母と子の健康を目指しての包括的なサービスが求められるはずの地域保健の現場では、このようなプログラム主導による介入の歪みや偏りが出ているのが現状です。
今回はシェアが現在カンボジア・プレイベン州で取り組んでいる母と子の継続的ケアを目指した地域保健人材の育成について、ご報告いたします。
報告者プロフィール:虎頭恭子(ことう・きょうこ)
看護師。青年海外協力隊およびNGOを通して、ホンジュラス・グアテマラ・ケニアで母子保健活動に携わる。2008年よりシェアカンボジア地域保健専門家として駐在。
<報告者からのひとこと>
日々カンボジアの農村を保健センター・スタッフと共に回っています。今日はその活動を通して垣間見たカンボジア子育て事情についてもお話したいと思います。
