2006年度アジア学院フィリピン研修「ミンダナオ島少数民族マノボ族青年との農業体験交流」

アジア学院では毎年1月から3月にかけて、日本人とフィリピン人の青年を対象に、農業技術研修やホームステイなどを通した農業体験交流事業を行っています。

詳細はこちら 
http://www.ari-edu.org/2006_archives/study-tour2006/studytour2006-02.htm

このプログラムはアジア学院で9ヶ月間の研修を修了した日本人卒業生を対象に行っていましたが、今年から対象を広げ、将来海外で国際協力活動に関わりたいと希望を持つ人達からも参加者を募ることに致しました。

長年のアジア学院の経験・ネットワークを活かした内容です。フィリピン少数民族と共に学ぶ貴重な体験は、決して個人旅行では出来ないものです。是非ご参加ください。

I. ネグロス農業研修コース(前半:1月11日〜2月10日、31日間)
「砂糖の島」とも称されるネグロス島にあるMC〜ARIサンタリータ研修センターにて行われます。
アジア学院卒業後、現地の村人と草の根活動を続けてきたフィリピン人卒業生や日本人講師を迎え、ミンダナオ少数民族のマノボ族青年・ルソン島の少数民族青年代表と一緒に、持続可能な農業を体験研修します。

センターでの研修のみならず、センター周辺の農村及び施設・NGO等の視察も行います。スペイン、アメリカの植民地支配の下、さとうきびの単作を進めてきたネグロス地域農業の課題は何か。日本農業と通じるものは何か。

ネグロスの地で、有畜複合農業を目指し、有機農法による自給生活を確立していくことの大切さ、また難しさを皆で考えていきます。

II. ミンダナオ農村滞在コース(後半:2月11日〜3月3日、21日間)
87年度卒業生エラさんの住むマノボ族ムア・アン村を訪問します。

エラさんは、亡き父親の後を継ぎ、ムア・アン村の歴史でも珍しいことですが、女性の族長になりました。同じ87年度卒業生の中米エルサルバドル出身のイスラエルさんと結婚し、共にマノボ族の生活を守っています。

この村で約2週間ホームステイをし、日々の農作業でマノボ族家族と共に汗を流し、農村の日常生活を体験します。また、他の卒業生の活動現場、ミンダナオ各地でマイクロクレジットを展開するNGO、環境保全型農業の一つである傾斜地農法の実践現場を視察し、村人と交流しながら農村開発の実態を学びます。

村や島を離れたことのないマノボ族の人々が、遠くからやってくる日本人の訪問を心から楽しみにしています。

III. ネグロス・ミンダナオ短期コース(後半:2月15日〜3月3日、17日間)
上記の長期コース参加が難しい方、フィリピンの農村に滞在する前に少し体を慣らしたい方、ネグロス島・ミンダナオ島両方に興味のある方、是非ご参加下さい。

2月15日の出発で、まずネグロス島のサンタリータ研修センターに向かいます。4日間ほどネグロス島で過ごし、センターでの農作業や、サンタリータ農村の訪問を通して、フィリピンでの生活に少し慣れることが出来ます。その後、ミンダナオ島に移動し、ホームステイプログラムに合流します。

研修の締めくくりとして、アジア学院卒業生の活動現場、ミンダナオ各地でマイクロクレジットを展開するNGO、環境保全型農業の一つである傾斜地農法の実践現場を視察します。短期間ですが、充実した内容です。