バングラデシュと手をつなぐ会は、バングラデシュのカラムディ村で活動する現地NGO「ションダニ・ションスタ」と協力し、村の教育と医療を支えている団体です。〈教育〉〈保健医療〉〈生活向上〉を柱に、資金を出す側としてではなく、現地と対等なパートナーとして歩むことを大切にしています。
現地では、貧しくて学校に通えない子どものための奨学金制度や、就学に必要な費用をまかなうための「仔牛の奨学金プロジェクト」、小・中・高校の「ションダニ・スクール」の建設と運営などが行われています。医療面では、妊婦健診や出産、一般診療を行う「母子保健センター」の運営に加え、近隣の村への巡回健診、遠い村での出張診療(サテライト・クリニック)、救急車の配備にも取り組んでいます。肉牛の貸し出しや、女性向けの足踏みミシンの職業訓練など、収入づくりの支援もあります。
日本国内では、会報誌『ミロン』の発行、現地訪問やスタディツアーとその報告会、チャリティコンサートやチャリティバザー、学習会、バングラ料理教室、出張講師の派遣などを通じて、支援の輪を広げています。会員数は150名と紹介されています。
注目ポイント
- 教育・保健医療・生活向上を柱に、現地NGOと対等なパートナーとして協力
- 母子保健センターの運営、巡回健診、サテライト・クリニックなど、村と周辺に広がる医療支援
- 会報誌、チャリティイベント、現地訪問ツアーなど、日本から関われる多彩な機会
この団体の活動が注目される理由
「かわいそうだから助ける」のではなく、同じアジアに生きる仲間として学び合う、という姿勢が団体の理念に貫かれています。現地の村の委員会と連絡を取り合いながら、学校や母子保健センターなど、村の人々が必要とするものを形にしてきた歩みが伝わってきます。
会員向けの活動にとどまらず、バザーやコンサート、料理教室といった親しみやすい企画で、バングラデシュに触れる入口を用意している点も魅力です。福岡で長く続く市民の国際協力として、参考になる取り組みと言えます。

編集長のコメント
学校で学ぶ子どもたち、母子保健センターを訪れる家族。その一人ひとりの暮らしに、遠く離れた日本の人々の「手つなぎ」が届いていると思うと、心強く感じます。
バングラ料理教室やチャリティバザーなど、気軽に参加できる企画もあるようです。まずは公式サイトをのぞいて、できることを探してみませんか。