日本ユネスコ協会連盟は、「人類が二度と戦争を繰り返してはならない」という誓いを掲げたユネスコ憲章の理念に共鳴し、1948年に活動を始めた団体です。世界で初めて民間のユネスコ協会が生まれたのは1947年7月19日の仙台で、現在は全国各地のユネスコ協会・クラブの連合体として活動しています。
UNESCOや日本ユネスコ国内委員会と連携しつつも、下部組織ではなく財政を含めて独立した民間のNGOです。活動は、困難な状況にある日本の子どもを応援するU-Smile、災害子ども教育支援、貧困・紛争・女性などの理由で教育を受けられない人々に学びの場を届ける世界寺子屋運動、世界遺産活動・未来遺産運動、東日本大震災子ども支援、次世代の育成など多岐にわたります。
参加の方法として、寄付で活動を支えること、イベントやキャンペーンに参加すること、地域のユネスコ協会・クラブの活動に加わることが紹介されています。2011年3月には公益社団法人に認定されました。
注目ポイント
- 「Peace for Tomorrow 広げよう平和の心」をビジョンに、教育を通じた平和と持続可能な社会をめざす
- 世界寺子屋運動など、国内外の子どもや人々の学びの機会を広げる取り組み
- 全国各地のユネスコ協会・クラブとつながり、地域でも参加できる
この団体の活動が注目される理由
歴史・文化・自然を尊ぶ心を育てる教育という、幅広い視点で活動している点が特徴です。海外の学びの場づくりから、日本の子ども支援、世界遺産や未来遺産の保全まで、一つの理念でつながっています。
全国に協会やクラブがあり、寄付だけでなく、イベント参加や地域の活動など関わり方に幅があります。身近なところから国際協力や平和について考える入口になります。

編集長のコメント
教育は、すぐには目に見えなくても、人の心に「平和のとりで」を築いていくものだと、この団体の言葉から教えられます。世界寺子屋運動で学んだ女性たちの手仕事の品が紹介されているのも印象的でした。
お住まいの近くにも、ユネスコ協会やクラブがあるかもしれません。公式サイトで活動の一覧をのぞいてみませんか。