セーブ・ザ・チルドレンは、子どもの権利を大切にする、民間・非営利の国際的な子ども支援組織です。1919年にイギリス人女性エグランタイン・ジェブによって創設されました。第一次世界大戦後のヨーロッパで、立場を越えて飢えに苦しむ子どもたちの支援に取り組み、その中で「ジュネーブ子どもの権利宣言」を起草しました。この理念は、のちの国連「子どもの権利条約」につながっています。
現在は日本を含む29ヶ国の独立したメンバーが連携し、約100ヶ国で活動しています。日本では1986年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立され、行政や地域社会と連携しながら、子どもたちとともに活動しています。「日本を含む世界約100ヶ国で3,700万人を超える子どもを支援」(2025年)と紹介されています。
活動分野は、緊急・人道支援、保健・栄養、教育、子どもの保護、防災、子どもの貧困など幅広く、サイトではウガンダやマダガスカル、日本国内など各地の活動が紹介されています。国内では、妊娠中から産後の家庭に育児用品を届ける「ハロー!ベビーボックス」や、地震・豪雨の被災地での子ども支援にも取り組んでいます。
注目ポイント
- 1919年から続く世界的なネットワークの一員で、日本では1986年に設立
- ビジョンは、すべての子どもの「生きる・育つ・守られる・参加する」権利が実現された世界
- 毎月1,500円からの寄付や、1回から参加できる寄付など、無理のない関わり方がある
この団体の活動が注目される理由
子どもの権利という共通の理念のもと、保健・教育・保護・災害時の支援まで、子どもの暮らしを幅広く支えている点が特徴です。活動の質を高めるため、子どもにとって安心・安全な組織づくりや、事業のモニタリングと評価にも取り組んでいます。
海外の活動だけでなく、日本国内の子どもの貧困や災害時の支援にも力を入れています。寄付のほか、公式サイトで活動レポートや発行物を読むことで、子どもを取り巻く状況を知るきっかけにもなります。

編集長のコメント
子どもたちが安心して育つことは、どの国や地域でも変わらない願いです。100年以上前に一人の女性が始めた活動が、いまも世界のさまざまな場所で子どもたちを支えていることに、静かな感動を覚えます。
公式サイトには、各地の活動レポートや「現場へのまなざし」など、読みやすい記事が並んでいます。まずは、気になる活動をのぞいてみませんか。