アフリカ日本協議会(AJF)は、1993年の第1回アフリカ開発会議(TICAD I)に向けて、アフリカの草の根の人びとの声を届けたことをきっかけに設立されたネットワーク団体です。アフリカに関わる個人、NGO、研究者、国際機関、政府機関などをつなぎ、「問い直し、つながり、行動するフォーラム」として活動しています。
事業の柱は、在日アフリカ人との共生・協働、ネットワーク形成、調査・研究、政策提言、アフリカ理解の促進、アフリカ支援の6つです。国際保健(グローバルヘルス)、アフリカの食料と農業、熱帯林など自然環境の保全といったテーマで、国内外のNGOと調査や提言を行っています。
日本で暮らすアフリカにルーツをもつ子どもたちの居場所「アフリカンキッズクラブ」の運営や、会報『アフリカNOW』・メールマガジンの発行、セミナーやイベントの開催も続けています。2012年にはアカウンタビリティ・セルフチェックのマークを取得しており、団体の運営の透明性にも取り組んでいます。
注目ポイント
- 国際保健の分野で、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)への日本政府の貢献を求める署名キャンペーンを実施。2025年9月には集まった署名を外務省と厚生労働省に提出しました
- 在日アフリカ人とともに、子どもたちが自分のルーツに自信をもてる場「アフリカンキッズクラブ」を運営しています
- 会報『アフリカNOW』やメールマガジン、アフリカ資料館などを通じて、アフリカへの理解を広げる情報発信を続けています
この団体の活動が注目される理由
アフリカへの関心は高まっていても、現地の人びとの声や日本で暮らすアフリカ出身者の経験に触れる機会は多くありません。AJFは、政策提言から子どもの居場所づくりまでを一つのネットワークの中でつないでいる点が特徴と言えます。
30年以上にわたり、国際会議への市民社会の参加や政策提言に取り組んできた積み重ねは、アフリカ問題を学びたい人にとって心強い手がかりになります。

編集長のコメント
アフリカというと遠い世界に感じられるかもしれませんが、AJFの活動を見ると、私たちの暮らしや政策ともつながっていることが分かります。
イベントやインターン・ボランティアの募集もあります。まずは公式サイトで会報やセミナー情報をのぞいてみてはいかがでしょうか。