Earth Company(アース・カンパニー)は、日本とインドネシア・バリ島を拠点に活動する一般社団法人です。「人と社会と自然が共に栄える、リジェネラティブ(再生型)な未来」をかかげ、次の世代に引き継げる社会づくりに取り組んでいます。
柱となる事業は3つです。アジア太平洋で地域の課題解決に人生をかけるリーダーを選んで資金や運営面から支える「インパクトヒーロー支援事業」、企業や学校向けに持続可能性を学ぶ研修を届ける「インパクトアカデミー研修事業」、そしてバリ島ウブドで2019年に開業したエシカルホテル「Mana Earthly Paradise」の運営です。
公式サイトによると、これまでの累計寄付額は1.3億円、支援国は14か国にのぼります。2026年度のインパクトヒーローの公募には18か国から105人の応募があったとされ、地域に根ざしたリーダーを発掘・支援する仕組みとして広がりを見せています。
注目ポイント
- 現地で社会課題に挑むリーダー(インパクトヒーロー)を選び、長期的に支援
- 企業・学校向けの研修や、高校生向けの無料の探究学習教材で次世代を育成
- バリ島のエシカルホテルの運営を通じて、事業として持続可能性を実践
この団体の活動が注目される理由
多くの国際協力団体が自ら現地でプロジェクトを行うのに対し、Earth Companyは「すでに現地で成果を上げているリーダーを見つけて、その人を支える」というアプローチをとっています。地域の事情を一番よく知る人に資源を届けることで、支援の効果を高めようとする考え方です。
さらに、研修事業やホテル事業という収益につながる取り組みを組み合わせることで、寄付だけに頼らない運営を目指している点も特徴です。NGOの資金づくりや組織運営を考えるうえでも、ひとつのモデルケースと言えるでしょう。

編集長のコメント
「ヒーローを支える」という発想がとても印象的な団体です。現地のリーダーの物語を通じて、遠い国の課題が身近に感じられるのも魅力だと思います。
継続寄付の仕組みや法人向けの寄付窓口、月2回のニュースレターも用意されているので、まずはニュースレターで活動の様子を追いかけてみるのがおすすめです。日本国内で働くスタッフの募集も行っているので、国際協力の仕事に関心のある方は公式サイトの新着情報もチェックしてみてください。