外務省は2026年10月21日、欧州での抗議活動を受けた注意喚起を発表しました。欧州の複数の国で大規模な抗議活動が頻発しており、大部分は平和的である一方、一部の過激な集団が暴徒化して放火や略奪などが起きているとしています。
フランスでは9月中旬にパリ近郊で始まった高校生による抗議が全国に広がり、燃料・エネルギー価格の高騰への抗議や労働組合も加わって、全国規模の活動になっています。10月17日の全国一斉デモには、フランス政府発表で約55万人が参加したと紹介されています。同様に生活費の上昇などを背景とした抗議活動は、他の欧州諸国でも起きています。
外務省は、報道やSNSで最新情報を常に集めること、抗議活動の場所や不穏な動きのある場所に近づかず、遭遇したら速やかに離れること、人が集まる場所では状況が急変しうるため周囲に注意し撮影などは控えることを呼びかけています。また、現在報道されていない国や地域でも突発的に抗議活動が起きる可能性があるとしています。
注目ポイント
- 抗議活動の場所や不穏な動きのある場所には近づかない
- 在留邦人は「在留届」、旅行者は「たびレジ」への登録で、最新の治安情報や安否確認の連絡を受け取れる
- 万一に備え、家族・友人・職場などに日程と連絡先を伝えておく
なぜこのニュースに注目したいのか
国際協力や留学、出張、旅行などで欧州に渡航する方は少なくありません。現地の状況は日々変わるため、公的機関が出す安全情報を事前に確認しておくことが、自分と周囲の安全につながります。

編集長のコメント
この情報は2026年10月21日に発出されたものです。状況は変化しますので、渡航や滞在の前後には、必ず外務省海外安全ホームページで最新情報をご確認ください。
「たびレジ」への登録は、出発前にできる大切な備えのひとつです。皆さんも、安全を第一に準備を進めてくださいね。