テラ・ルネッサンスは、「すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)」の実現を目的に、2001年に活動を始めたNPO法人です。「テラ」はラテン語で「地球」、「ルネッサンス」は「再生・復興」を意味し、困難な状況にある人々が生きる力を取り戻し、希望ある未来を自らの手で再生していくことへの願いが込められています。タグラインは「願いをチカラに、平和をつくる」です。
地雷問題の解決を目指して始まった活動は、子ども兵や紛争の被害者の自立支援へと広がってきました。現在は、平和構築、自立支援、啓発・アドボカシーを柱に、子ども兵、地雷・不発弾、紛争鉱物、貧困の連鎖といった課題に取り組んでいます。支援のアプローチとして、医療・食糧・住居などの「いのちの基盤」を整えること、心の傷を癒すこと、職業訓練などで生活する術を身につけること、家族や地域との絆を取り戻すことの4つを挙げています。
日本では、イベントやセミナー、スタディツアー、学校との連携などを通じて、活動を知り、参加する機会を作っています。マンスリーサポーター、書き損じはがきや携帯電話を集めて送る活動、ふるさと納税での寄付などの関わり方もあります。2018年からは国連経済社会理事会(ECOSOC)の特殊諮問資格をもつNGOです。
注目ポイント
- 2001年から、地雷・子ども兵などの課題に向き合い、自立と平和づくりを支援
- 活動国・地域は10か国。カンボジア、ラオス、ウガンダなどで事業を実施
- イベント、スタディツアー、書き損じはがきの収集など、日本から参加できる機会が豊富
この団体の活動が注目される理由
物資を配るだけの支援にとどまらず、人が本来もっている「生きる力」を引き出し、自立から地域の平和づくりにつなげる、という考え方が特徴です。4つの支援アプローチに沿って、心と暮らしの両面から寄り添っています。
「現場にとどける」だけでなく、仲間づくりや人財育成、調査・研究といった活動も組み合わせています。私たちが日本から関わる入口が、さまざまな形で用意されている団体です。

編集長のコメント
平和は誰かが与えてくれるものではなく、一人ひとりが主体的に「つくる」もの。テラ・ルネッサンスの言葉からは、そんな静かな決意が伝わってきます。
公式サイトには、活動レポートやイベントの情報が掲載されています。気になる現場の話を、のぞいてみませんか。