10/27 イスラーム社会のNGO〜その多様性と実践に学ぶ

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【〈NGOと社会〉の会 2012年連続シンポジウム】
イスラーム社会の変革の胎動とNGO
〜「イスラーム的価値」の社会的実践から学ぶ〜

■第2回■ イスラーム社会のNGO〜その多様性と実践に学ぶ(10/27)

(第1回の報告と第2回のパネリストによる寄稿は、<NGOと社会>の会
ニューズレター第9号をご覧ください。
→http://www.shinhyoron.co.jp/blog/wp-content/uploads/2012/09/NL9rev.pdf)

 かたくなな主義の主張と暴力、そして圧政と人権侵害・・・。
 欧米諸国や日本におけるイスラームやムスリム(イスラーム教徒)をめぐ
る言説は、これらの否定的なイメージに彩られています。そして、国際社
会の介入・援助による「改革と民主化」が、不可避であるとの思考法に
私たちはとらわれているのではないでしょうか。

 しかし、こうした偏った情報への接し方や思考法によって私たちの眼から
遠ざけられているものがあります。その一つが、イスラーム圏において国際
的なネットワークを構築しながら、平和・開発・人権・人道支援などの分
野で活動するムスリムの非政府系組織(NGO)の存在です。

 イスラーム社会の中でNGOは、今、どのような社会的役割を果たして
いるのか?
 また「イスラーム的価値」はその活動にどのように活かされているのか?
 そして非イスラーム圏に生きる私たちは、こうしたイスラーム社会のNG
Oやその活動から何を学ぶことができるのか?

 これらの問いは、さらにイスラーム世界に対する日本の「援助」政策の
再考を迫る問いへと発展します。イスラーム社会を対象にした欧米や
日本の政府開発援助(ODA)は、これまでイスラーム社会の市民組織や
NGOにどれだけ目を向けてきたのか、また平和を求め、異文化との共生
を志向する「イスラーム的価値」の広がりにどの程度貢献、あるいは阻害
してきたのか?

 〈NGOと社会〉の会では、これらの問いを考えるヒントを探るものと
して6月の第1回シンポジウムに引き続き、法政大学国際文化学部との
共催の下、第2回シンポジウムを開催します。
 ぜひ、ご参加ください。

□日時: 10月27日(土) 午後2時〜5時半
□場所: 法政大学市ヶ谷キャンパス(JR/地下鉄 飯田橋駅下車)
      58年館5階 856教室(正門を入って正面の建物、左側入口)
地図↓
https://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/ichigaya.html
□発題:
・「イスラーム社会における「市民社会」の台頭:その特徴とパレスチナ問題
への影響」
  イヤース・サリーム(パレスチナ・ガザ地区出身。同志社大学大学院博士
  課程/元中部大学講師)(英日通訳あり)
・「イスラーム的慈善制度とは何か」
  子島進(東洋大学教員)
・「ムスリムのNGOに日本のNGOができること」
  長谷部貴俊(日本国際ボランティアセンター[JVC] 事務局長)
□参加費: 500円(資料代込/法政大学・大学院学生は無料)
□司会:  中野憲志(先住民族・第四世界研究)

※全体討論では、「テロとの戦い」と「国際協力」をキーワードに、イスラーム
社会に対する日本の援助政策の在り方を見つめ直します。

【共催】<NGOと社会>の会・法政大学国際文化学部

【連絡先】
〜新評論編集部・〈NGOと社会〉の会事務局
Tel.03-3202-7391/Fax. 03-3202-5832

【講演者紹介】
○イヤース・サリーム
パレスチナ・ガザ地区出身。国際援助ワーカーとして10年以上の経験を持つ。
現在、トルコを中心としたイスラーム社会におけるNGOの研究を行っている。
○子島進(ねじま すすむ)
文化人類学、南アジア地域研究、イスラームと開発をめぐる問題を中心に研究。
イスラーム的な価値観に根ざしたNGO活動に関心をもつ。東洋大学准教授。
著書に『現代パキスタン分析―民族・国民・国家』(岩波書店、2004年。共著)
など。
○長谷部貴俊(はせべ たかとし)
日本国際ボランティアセンター(JVC)事務局長。最近までアフガニスタン現地
代表。日本アフガンNGOネットワーク調整員も兼務し、現地での事業運営と政府
への提言活動などを行ってきた。