【奨学金】平和大学デュアル・キャンパス国際平和学修士課程日本財団奨学金のお知らせ:締め切り2007年10月15日

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日本財団では、国連決議に基づいて設立された平和大学(University for Peace)のデュアル・キャンパス国際平和学修士課程(Dual Campus Master’s in International Peace Studies)における日本財団奨学金(Full Scholarship)2期生を募集しております。このプログラムへの入学を認められた学生は自動的に日本財団による全額給付奨学金の受給対象者になります。奨学金には授業料、語学訓練コース、教材、渡航料、期間中の生活費が含まれます。

背景

近年、国内・地域紛争、宗教・民族対立、海上テロ等、多様な形態の紛争・対立がアジアで多発しています。その中で平和構築に関わる機関(国際機関、非営利組織など)の重要性はますます高まっており、各機関はこれらの問題に対応できる人材の確保・育成を急務としています。しかし、日本を含むいくつかのアジアの国々では、平和構築の分野で国際的に活躍できる人材が不足しているため、アジアの紛争問題への取り組みにおいても、欧米の専門家主導で行われることも少なくありません。

そこで、日本財団は、アジアに関する知識と平和構築の専門的知識の両方を兼ね備えた人材の育成の場が必要であると考え、平和教育に関するノウハウを持つ平和大学(コスタ・リカ)のアジア分校をフィリピンのマニラ(アテネオ・デ・マニラ大学内)に新設し、日本や東南アジアなどの学生を対象としたデュアル・キャンパス国際平和学修士課程(Dual Campus Master’s in International Peace Studies)を2006年に立ち上げました。

デュアル・キャンパス国際平和学修士課程は、国境を越えて平和構築の現場で活躍する人材の育成に不可欠と思われる英語の授業とインターンシップが組み込まれた、19カ月間のプログラムとなっています。内容は、アジア分校での英語研修(5カ月)、コスタリカ本校での授業(約6カ月)、アジア分校における授業(約4カ月)と、インターンシップ(約4カ月)です。

本プログラムは、主にカンボジア、インドネシア、日本、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムといった、英語が広く使用されていないアジア諸国からの学生を対象に設立されました。例外的に、他のアジア諸国からの学生も受け入れる場合があります。

一期生の内15名は日本人で、青年海外協力隊OB(5名)、商社、NGOなど職歴は様々です。また、日本の他には、ベトナム、バングラデシュ、インドネシア、スリランカ、ネパール、フィリピン、韓国、アフガニスタン、キルギスタン、中国等から学生が参加しており、国際色豊かな教育環境で学べることも魅力のひとつです。

プログラムへの入学を認められた学生は自動的に日本財団による全額給付奨学金の受給対象者になります。奨学金には授業料、語学訓練コース、教材、渡航料、期間中の生活費が含まれます。

プログラム1年目の成功を受け、日本財団は今年も、デュアル・キャンパス国際平和学修士課程に合格した学生全員に奨学金(full scholarship)を支給することを決定し、2期生の願書を受け付けています。

プログラム内容
国際平和研究デュアルキャンパス修士課程は、様々な文化・バックグラウンドから集う学生を対象に、人類の未来を左右する平和や安全保障の問題に関して深い理解を培う機会を与えることを目的としています。課程を通じて、プログラム参加者は知識の基盤を広げ、国際平和や紛争研究に関わる主要な概念、テーマ、議論に取り組むことで、このような問題に関する深い理解が必要不可欠となるNGOや政府機関、援助機関、国連等の組織での勤務に備えます。

プログラムでは国際平和構築の取り組みに貢献するために必要な理論的・実践的な修士教育を行っています。さらに、国際社会が直面する主要課題や最も有望かつ可能性がある分野や行動方針を、複合的・多文化的プログラムを通じて概念化する取り組みを支援します。

プログラム予定(第2期生)
2008年4月〜2008年8月: まずは、マニラで5ヶ月のコンテンツベースの語学訓練コースを受けます。終了時点で、プログラムの教育課程を受けるために必要なTOEFL600点の取得が求められます。語学研修後、コスタ・リカへ移動し、一般学生と共に国際平和研究に関する修士プログラムに参加します。
2008年9月〜2009年2月: コスタ・リカ本校にて1学期から2学期の途中まで通常の国際平和研究コースを受講します。受講するコースは以下の通りです。
o PCS 6000 平和・紛争研究の基盤
o IPS 6011 紛争予防と人権
o IPS 6020 研究方法 (I)
o IPS 6052 持続可能な発展
o IPS 6051 政治経済学と平和
o IPS 6020 研究方法 (II)
o – 選択コース: 8〜10種類のコースから選択
o – 専門コース: IPS 7030 紛争管理、IPS 7010 経済発展と平和、IPS 6012 平和活動、のいずれかを受講
2009年3月〜2009年6月: マニラ分校に戻り、テーマ別、地域別の複数のコースを受ける。また、この期間の後半には紛争管理や平和構築研修コースの実践にも参加する。
2009年7月〜2009年10月: フィリピン国内の国際組織またはNGO組織でインターンシップに就き、修士論文に代わるものとしてインターンシップ最終報告書を作成する。
詳細は平和大学のWebページ[http://www.upeace.org/academic/masters/SIPS.cfm]を参照してください。

願書受付
入学希望者は願書等の申請書類を平和大学へ直接提出してください。

入学願書に関する問い合わせは平和大学事務局責任者カーラ・オルティス(Carla Ortiz, Head of Academic Administration)まで。
Email:acadmin@upeace.org

願書一式の受付期限:2007年10月15日

*内容は全て記事作成時(2007年9月)のものです